人は、感情の動物である…
であるがゆえに、考えても仕方のないことで悩んで時間を空費し…
また逆に、考えなければならないことを怠って、やはり時間を空費する…
そうした感情に振り回されなければ、もっと効率的に、自由に生きられるだろう…
これからの厳しい、残酷な時代を生き抜いていくうえで、非情であることは重要なことだ。
日本人が、合理的な思考を身に着けていないのは、感情に振り回されているからだ。
だから、日本人ほど努力をしない民族もいない…
何も考えず、何も勉強しない…ずっと「指示待ち」で「いいこ」にしているだけのタダ飯食いだ。
何も努力をしないから、突然ものごとが起こって苦労する…
苦労自慢はするが、決して反省などしない…ゆえに、進歩がない…
「知らない」ままで、いつまでも平気でいる。
相続争いも原発の爆発も、日本民族の習性に基づいている。
何も考えず、何も備えず、警鐘も聞かず、小ばかにして侮り、失敗しても反省しない…
合理的に考えるには、感情をコントロールしなければならない。
その際に、禁欲や抑圧は逆効果となることが多い…
古代の哲学者は、感情を荒馬にたとえた。
抑圧、禁欲では、馬がやせ衰えてしまう…あるいは、歪んでしまう…
むしろ、好きにさせ、快適にさせる…
しかし、それでいて、しっかり手綱は握り、ここというときにはムチを当てるのだ。
動物や、動物レベルの人間の調教も同様である。
まずは、ひとりで自分と向き合い、自分の感情を観察する…
禅の修行でも、結局、このようなことをどこかで修練するのである。
↑いまやるべきことは、「できるけど、したくない」もののなかにある…
これからの時代…
日本人であること自体が、リスクである。
脱日本人…
勝負するときは、常にひとりである…
強くあれ!!