リート、日本企業を救う | バカ国民帝国日本の滅亡◇FooL JAPAN!◇日本人人間化計画

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【著作権フリー・人はだれの所有物(奴隷)でもありません。身も心も、著作物も所有物ではありません。所有し、支配してはならないものです。】幸徳秋水死刑100年の怨念、乃木希典自刃100年の無念を引き継ぐ”呪い”のブログ…

「金持ち父さん」でも「ユダヤ陰謀論」のサイトでも…

 

だれかの負債=だれかの資産

 

…って、解説していますわね…観ましたか?…

 

だれかの支払いが、だれかの稼ぎになるわけだし、

 

だれかの損が、だれかのトクになるのです。

 

 

「資本主義の仕組み」「おカネの仕組み」といって解説されています。

 

要するに、ゼロサム!…

 

 

まあ、物理のエネルギー保存則といっしょですな…

 

 

 

…んで…資産は、「借金」からできているので、資産が減れば、「借金」も減る…

 

 

日銀が国債を買って400兆も積み上がっておりまして…

 

これがすべて10年物だと仮定して、さらにアメリカ並みに1%金利が上昇したとすると…

 

価格は10%下がりますので、400兆円は360兆円になるわけです。

 

 

日銀の財務は40兆減って痛みますが、「国の借金」は40兆なくなるんです…

 

ハ~イ、めでたしめでたし…となるのや否や…(そこがイマイチよくわからない…)

 

 

借金を証券化して売ってしまえば、債権を買った投資家がリスクをすべて引き受けます。

 

もちろん、デフォルトしなければ、満期までもっているだけで儲かるわけですからね~

 

 

前回のシャイロック13世の錬金術をさまざまに応用して儲けているのが金融業界です。

 

きょうはちょっとリートの仕組みを勉強してみましょう…

 

 

時代は、バブルのころ…

日本企業の多くが、不動産に手を出して、バブル崩壊で大変なことになりました…

 

そこで売れなくなった不動産を処分するために、リートが導入されたのでした。

不動産が、リートによって現金に代わり、負債を減らすことができたわけです。

 

≧(´▽`)≦ いまの先進諸国や中央銀行も同様にバランスシートが膨らんでいるわけです。

 

アメリカは金融正常化に動いているのに、日欧は逆にバランスシートを膨らませていますw

 

企業は、シャイロック13世のように、劣化資産を証券化して現金を手にして借金を消した。

 

いわば、借金が「リート」という証券になって、投資家に手にわたったのです。

 

ある意味、投資家が「ババを引いた」わけです。

 

とういえ、リスクだけのものが売れるわけもなく、相応の期待リターンがあるから投資家が買うわけですね。

 

だから、「ババ」は、「エース」や「キング」かもしれないんですね~

話だけ聞いていると、まさに怪しい「ババ」そのものなんですが…

不動産を運営するのは運用会社なんだけれども、不動産を所有しているのはあくまでペーパーカンパニーなんですからね~

ビルを一棟買おういう人はいなくても、分割して小口にすれば買い手がつく。

 

買った本人も、いつでも売ることができる…

 

売買がしやすくなる、売買が活発になる…ってところがミソなんですな~

 

そして、買う側にも大きなメリットがある…

税金が「優遇」されている…

 

また、そもそも家賃収入というのは手堅いうえに、複数のビルがセットになっているので、リスクも分散されている…

 

とはいえ、本当に「よい物件」はリートにせずに自分で持っている方がトクだ…

 

金融庁の監視によって、評価額より低い値段でなければ売りだせないからね~

 

だから、買う側は、その分トクなのだよ…

 

リートに出されるのが、多少収益性の落ちたビルだとしてもね…

 

もっとも…デベロッパーも、たくさん作ってたくさん売る方が儲かるだろう…

 

シャイロック13世が、じっと返済を待っているより、たくさん貸してたくさん売る方が儲かったのと同じリクツだよ…

 

金融というのは、金持ちがどうして金持ちになれたのかを、いろいろと教えてくれる…

 

こーゆーのがむずかしいというのなら…

 

黙って死ぬまで働けってことだよねぇ~

 

 

さて…日本企業は証券化によって救われたが…

 

「国」や「中央銀行」は、だれが「救って」くれるんだろーねー?

 

やっぱ…超増税か?(T_T)