平和~アショーカVS始皇帝 | バカ国民帝国日本の滅亡◇FooL JAPAN!◇日本人人間化計画

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【著作権フリー・人はだれの所有物(奴隷)でもありません。身も心も、著作物も所有物ではありません。所有し、支配してはならないものです。】幸徳秋水死刑100年の怨念、乃木希典自刃100年の無念を引き継ぐ”呪い”のブログ…

「パックス・ローマナ」が宣伝され、「敵」を征服し、力で支配することによって得られる「平和」というものが、ここ20年ほどマスゴミなどを通じて「布教」されています。


確かに、アショーカは晩年幽閉され、その死後半世紀でマウリア朝は崩壊、仏教も廃れ、暗黒の時代へ回帰していったといいますが、では力による統治を達した秦はどうだったでしょう?


宦官趙高による恐怖政治に移行して、『項羽と劉邦』の時代を迎えるに至ります。


つまり、インド・アショーカのマウリア朝よりも短命だったわけです。



支配者の末路は、ともに不幸なものでしたが、実現した「平和」に根本的な違いがあります。



アショーカは、仏教を深く理解した英才でした。そして、仏教の原理によって統治を進め、インドのみならず周辺国も、かつてない平和を享受することができたといいます。


今回は、もう少しアショーカの実践した内政を見てみましょう。


アショーカは仏教の布教にも熱心に取り組み、海外に使節団を送り込み、僧たちにも捧げものを惜しみなく行ったと言います。建立した仏塔の数8万4千


(-з-)b 始皇帝はどうでしたっけ?


(ノ´▽`)ノ 集めきれないほどの天下の美女と財宝を集めて、宮殿に入らないからと、宮殿を270も建てましたね~。そして、不老不死の薬を探させたりしていましたね…



(-"∀"-;) 今も残る石碑には、アショーカ王はたとえば動物虐待を禁止したと書かれてあるそうです。


この慈悲の碑は、王の勅命によって建てられた。


動物を殺して生贄とすることを禁ず、饗宴を催すことを禁ず。


なぜなら王は、饗宴の害をいくつもご覧になられたからである。


かつて王宮の厨房では、毎日さまざまな動物が食用として殺されていた。


この慈悲の碑が建立された現在は、孔雀二羽と鹿一頭だけを定期的に殺している。


時に鹿は除外されることがある。


しかし、この三匹も、将来は殺すことを止めるであろう


(--;) 日本の”生類憐みの令”はいつだったでしょうかね~アショーカは紀元前の人なんですよ…


(ノ゚ο゚)ノ この”生類憐みの令”以降、”忌引き”などの制度が整えられ、一般化したそうですね…


(-""-;) 現代の悪魔文明も、肉食を賛美して広まっています…


(゙ `-´)/ 「肉食」というのは、案外、人間の政治とケダモノの政治の分岐点なのかもしれません。


p(.. ) さて、こんな石碑も建っているのだそうです。


王の領地内、いたるところに、王の名において療養所が立てられた。


通常、人間の療養所と、動物の療養所の二種類がある。


人間用の薬草も、動物用の薬草も、不足するところがあれば、ただちに補給し、栽培させる。


同様に根を食用にするもの、果実を食用にするものが不足すれば、他から補給し、栽培させる。



街道には緑陰をつくる並木を植え、人や動物のために井戸を掘らせた。」



(-。-;) 昨今は、「犬や猫にエサを与えないでください」ですよね…もちろん、無闇に無責任にやるのは問題なんですが、貫く精神が問題ですよ…


いまは…「人にエサを与えないでください」…になってますもんね…


「甘やかすな~」…ですもんね…


電車に誰かが飛び込んでも…「迷惑かけるな~」…ですもんね…



そりゃあ…放射能飛び散っても、「迷惑かけるな~」…で、「食べて応援」「風評だー!」になるわけよ…


日本社会の底辺を流れる、この外道の精神が、とてつもなく日本人をダメにしていると思います。



さて、こんな石碑もあるそうです。


王の家臣は、タンマをすべて国民に広め、根付かせ反映させる義務がある。


王の家臣は、タンマを求める者みなが、豊かで幸福になれるよ援助する義務がある。


王の家臣は、労働者とバラモンと僧と金持ちと貧民と老人の福祉を充実させる義務がある。


王の家臣は、タンマを実践するすべての正直な人の、道の障害を取り除く義務がある。


王の家臣は、誤った投獄や処刑、不公正をなくす義務がある。


王の家臣は、子だくさんによる貧困や不運、あるいは老齢による生活苦から抜け出す手助けをし、貧困をなくす義務がある


(-"∇"-;) いや~、まるで日本国憲法ではないですか…福祉国家の理念がここに…


(-。-;) いまじゃ”あたりまえ”と思っていた国家理念も、そうではなくなりつつありますね…



対する始皇帝は?…

(-。-;) 人間不信の極致ですな…

ですが、なんでも自分で決裁するとなると、仕事が滞るようになりますし、負担も大きい…


ナチスのヒトラーも、疲れが溜まって判断力が鈍っていったといいますし…


諸葛孔明も、何でも自分で決裁して多忙であるというのを宿敵司馬懿仲達が聞いて、孔明の命も長くないと見抜いたといいます…


(ノ゚ο゚)ノ 始皇帝も体調を崩して、早死にしましたね…


∑(-x-;) あべしんぞうも、このままいくと、もって五年ってところかね…