じっちゃんやばっちゃんが一生懸命働いたから、今日の日本がある…
日本人は優秀だ…働き者だ…
そうでしょうか?…まあ、全否定はできないにせよ、自惚れがすぎていますね…
欧州は”エコノミック・アニマル””イエローモンキー”と呼んできました…
これ…差別?…それとも事実?…
昭和天皇自身の日本人評が、ホイットニー文書に残っていたわけで…
要するに、日本人はバカで卑しいのだと、そういう意味に受け取れることを言っていた…
日本の高度成長、”アジアの奇跡”は、日本人がバカで卑しい民族だから実現したのです。
いま、食欲旺盛なブタがたくさんいたとしましょう。
それらをいっぱい飼育して肉にしたら、大儲けができた…とします。
このとき、「がんばった」のは、あるいは「優秀」だったのは…
ブタでしょうか?飼育している農場経営者でしょうか?
「日本民族が優秀」だったから、高度成長したという論理は…
ブタが優秀で、努力したから農場経営が成功したというようなものです。
成功した農場は、ブタに報いなければいけないのですか?…まさかね?…
少なくとも財界は、ブタに報いる気はなさそうですしね。
では、高度成長の真の原因は何だったのか…
ひとつは、少し前に書きました。戦争特需です…朝鮮戦争とベトナム戦争…
アジア人の血と涙をすすって肥え太ってきたのが”戦後日本人”です。
いわば”吸血鬼”であり、”人食い民族”なわけです。
だからでしょうね…
この都合の悪い事実を語ろうとすると「自虐だ~」「捏造だ~」と騒いで「なかったことにしよう」とする連中がいるわけです。
そして、もう一つの理由は前回述べたように、アメリカの意向で復興が優先され、賠償が後回しにされたことでした。
これは、アジアから日本を分断する欧米のアジア統治戦略の一環なんです。
当時、鳩山一郎は独自外交も一方でやり、日ソ共同宣言を結んで、国連復帰を果たすなどしました。
戦後問題を終わらせなければ、日本はいつまでも孤立したままでしたから…
それで、サンフランシスコ条約では抜け落ちていた欧米以外の国々との関係正常化に努め…
以下のように賠償金も支払ったのです。1956年から1977年まで随分かかってますね…
(゙ `-´)/ しかし、この”賠償”は「役務方式」と言いまして…カネを受け取るのは日本企業…
(`(エ)´)9m 「賠償金」とは名ばかりで、日本企業の商品の売り込みも同然だったのです!
(ノ゚ο゚)ノ こ~んなことされたら、国内産業が日本製品に駆逐されて育ちませんよね…
(*`∧´) これは「賠償」というより「買収」であり、投資行動にほかなりません…
゛(`д´#) 化学兵器の処理を日本が”援助”して「処理」したときも、バカウヨが「中国なんかに援助は必要ない」などと無知丸出しのいちゃもんをつけていましたよね?産経なんぞ読むからバカになるw
実際に”援助”されているのは、日本企業ですよw
日本企業が受注しているのですw
日本は、事実上”賠償”していない…
侵略の罪を償わず、それどころか「投資」して食い物にしてきたのです。
これが”アジアの奇跡”の正体です。
報いるべきは、ブタであるところの日本人ではなく…
戦後も日本に血肉を提供し続けたアジア諸国の人民なのです…
あぁ…ところが、「移民受け入れ」などと称して、さらにアジア人のすねをかじろうというのです…
ちなみに、吉田茂もこう言っています…
こうした”賠償”というよりは「投資」、政治というよりは、経済の論理で戦後処理は進められました。
ソ連と関係改善して、国連に加盟したのち、中国や韓国、インドネシア、フィリピン等々残りの国との問題解決も「経済」で、誤魔化し続けていったのでした。
そのころは、欧米の植民地支配を受けてきたアフリカ諸国やインドが非同盟中立の脱帝国主義の動きを作っていましたが、この動きを経済の話で誤魔化し、骨抜きにする工作の先頭に立ったのが日本でした。
「内部討議」の資料が残っているのです。
アメリカと連絡をとりながら、日本は政治問題にならぬよう、経済問題を議論するよう特務を帯びていたのです。
( ̄∩ ̄#9m ですから、TPPのニュースもよ~く見てください…
(ノ゚ο゚)ノ 日本が率先して「経済の話」に諸国を誘導して、TPPを進めていますよ…
経済で”釣り”、軍事で脅して締め上げる…アメとムチの植民地政策は、いまなお続けられ…
(=`(∞)´=) 日本は、その先頭に立っているのです!!!