バンコクで
タクシーにボラれた。
友達が出演するイベントに
遊びに行ったのだけれど、
行きは140バーツ、
帰りは何と540バーツ！
帰国して
妻に話したら
「何で乗る前に交渉しなかったのよ」
と注意された。
いや、
交渉したのだ。
というか、
行きのタクシーには
メーターが付いてあった。
帰りは、
三輪タクシーに声を掛けられ
ホテルまで幾らかと尋ねると
300バーツとふっかけるので
当然断った。
暫くタクシーを待つも
全然来なくて
ホテルのロビーにバンドのメンバーと
集合する時間が
どんどん近付いて来て
焦り始め、
やっと見つけたタクシーに
飛び乗ったのだ。
で
降りる時に
540！
と言われた。
高い！
と抗議しても
英語が判らないフリをする運転手。
540って英語で言ったのに。
その時気付いたけれど
メーターが付いてない(汗)。
300に負けろって僕が言うも
首を振って(絶対英語が判ってる筈)
540って言い張る
(そう言えば、
ブレードランナーに出て来る
屋台のおっちゃんに似てたな)
運転手。
埒があかないので
仕方なく540バーツを払った。
結構な距離を走ったし、
東京じゃこの値段じゃ済まないし、
換算したら2000円位だし...
日本じゃ、
遠回りされる事はあっても
流石に三倍はないわよね
と
妻に同情もされた。
僕は何も
タクシー運転手がボルような国は
後進国だ！何て言うつもりはない。
今回、
仕事でバンコクに行ったのだけれど、
出演前に半金が振り込まれ、
出演した翌日に
残りの半金が振り込まれた。
去年出演した
ヨーロッパの夏フェスなんか
未だにギャラが
振り込まれていない(怒)。
僕が言いたいのは、
フェスのオーガナイザーの
人柄が最高だったし、
スタッフの
我々に対するケアも素晴らしく、
(前のバンド二つが押しまくって
本来終演しなきゃいけない時間の
30分後に
テラスでライブを始めたもんだから
案の定警察が来て
途中で外音下げられ
最後、
アンコールの途中で
僕がバンドを
強制フェードアウトさせる
何てアクシデントはあったけれど)
ご飯も美味しい上に、
現地の友人(Maft Sai)にも会えたし、
日本で会ったDJ達にも再会出来たし、
久々の滞在で
楽しかったバンコクの印象が
タクシー運転手の愚行で
悪くなってしまう事なのだ。
それは、
日本とて同じ。
京都で
中国人観光客の
悪口を言うタクシーに
乗った事が数回ある。
マナーが悪かったのか
気分悪いわ！
何て言ってたけど
こっちの気分が悪いわ。
大勢の中国人の方に利用して
頂いているんだし、
文化の違いを考慮しないと。
僕も中国で
嫌な思いをした事があって
とても腹が立った。
ただ、
その昔？
密告制度があったから
家族以外は
他人を信用しないんだよって
現地に住むフランス人に
諭された。
ちなみに、
妻のお父さんは
スコットランドで
タクシーの運転手を
しているんだけど
仲間の間で
日本人のマナーの悪さが
問題になっているとか...
日本人は
誰もドアを閉めない！
と(笑)。
ついでに言うと
僕の最悪のタクシー経験は
広島で。
近距離乗車でキレられた。
しかも
距離が短くて
怒られたんじゃないんです。
「近くて済みません」
と謝ったら、
「なんで謝るんじゃい！」
と叱られたのです（苦笑）。
もとい、
先週、
タイの選挙で野党が勝利し
(そう言えば
街中ポスターだらけだったな)
連立協議で政権交代も！
って言われてるから
新政権には
タクシーのマナー向上を国策として
取り入れて頂きたい。
The Roomのスタッフ、
遠藤ナオがタイに移住し
現地のサウンド・バーで働くので、
呼んでくれるって言ってるし、
フェスのオーガナイザーが
新店出すのでまた来て欲しいと
オファーもあったし。
年内に後二回位タイに行けるかな？
その時は、
まともなタクシーに当たりますように。
いや、
タクシーのサービスが
向上してますように。
PS
日本も
タクシーのマナーを向上させる為に、
政権交代した方がいいんじゃないかな。
あ、
理由はそれだけじゃないか(笑)。