撮影禁止 | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

 
3年振りのベルリンで、
僕を待ち受けていたのは...
 
大行列‼️
 
東京では近年見た事のない
人の多さで、
何と入場するまで2時間待ち‼️
 
中に入っても
至る所に
人、人、人。
 
1000人?
いや、
2000人?
 
え、
写真がないから説得力ない?
 
ですよね...
 
何と!
店内、
撮影禁止だったのです。
 

 

ベルリンでは
そういう所多いらしいですよ。
 
なので!
 
写真が一枚もありません(涙)。
 
フロアーは
若者で超満員!
 
もの凄い
熱気でした。
 
イベントは
13時から始まっていたのですが、
僕が到着した22時過ぎには
激混み
且つ
大盛り上がり。
 
但し!
一つ、問題が・・・。
 
Eddy Ramichから
事前に、
ソウルやファンクやジャズの
パーティーだから、
シュウヤのスタイルで!
って言われてたんです。
 
なのに・・・。
 
僕の前に回していた
Nightmare On Waxが、
めっちゃハウスで
オーディエンスを
上げてたんです(汗)。
 
海外クラブあるあるですね。
 
全く心の準備が出来ていなかったので、
焦る焦る。
 
一応、
USBには
四つ打ちも入れてあったんですが・・・。
 
いきなり、
Still In LoveのKyodai Remixをぶち込み、
あとは野となれ山となれw
 
僕にしてはクイックなミックスで、
ブギー・ハウスに
ジャジー・ディスコを織り交ぜ
様子を見ながら
打ち込みと生音を行き来しました。
 
恐らく誰一人
僕の事は知らないと思うんですが
(勿論、ブッキングしてくれた人や
同業者は除く)、
とにかく、
いい曲に対する反応が凄い!
 
これまでのベルリンでも、
僕なりの音楽で
何とかダンス・フロアーを
成立させて来ましたが、
ここまでの
オーディエンスの
テンションの高さは初めて。
 
回してる最中に、
「ここはパラダイスか!」
何度も
ブースで呟いてしまいました。
 
但し!
また問題が・・・。
 
僕の後の地元の女性DJのプレイが
素晴らしかったんです。
 
我が道を往く感じで、
80年代ブギーを
アナログ・オンリーで。
 
入念に選び抜いた
ファンクやソウル、
ジャズをかけずに
アッパーなブギー・ハウスを
多数投入した僕は(3時間に渡って)、
そのマニアックなセレクトでも
全く
フロアーのテンションを落とさない
彼女のプレイに
完全にやられていました。
 
そして、
激しく後悔。
 
もっとかけたい曲あったのに
一切リスクを取らなかった
俺は、
DJ失格じゃないか・・・。
 
悔しかったけれど、
嬉しそうに
自分の好きな曲を
かけ続ける彼女に近付いて
僕は耳元でこう囁きました。
 
「君の方がいいよ」
 
彼女は
目を丸くして
驚いてましたが
お礼を言うと
直ぐにフロアーの方に向き直ります。
 
緩やかなテンポだけれと、
実にグルーヴィーで
完璧なタイミングと
見事なキー・ミックスで
オーディエンスを
ぐいぐいと
自分の世界に引き込んで行きました。
 
5時を回った頃、
彼女が僕を呼んで、
「そろそろ交代の時間よ」
と。
 
僕は予定に書いてあった
B2Bを提案したのですが、
 
「もうかける曲がないの」
 
と断られてしまいました。
僕とやりたくなかったのかな?
 
気を取り直して、
一から組み立てて行きました。
 
ジャズやソウルは勿論の事、
生音のブロークン・ビーツまで。
 
一回目にはかけなかった
Kyoto Jazz Sextetや
Kyoto Jazz Massiveも
 
ふんだんに投入!
 
若干減っていたものの
まだまだ混雑していた
ダンス・フロアーが
狂気乱舞‼️
 
え、
最初からこのスタイルで
行けば良かったのか⁉️
 
Eddy Ramichが
ブースの横で踊りまくっています。
途中、
彼が
ぶっ倒れる
アクシデントもあったのですが、
見知らぬ誰かが
彼を引っ張って起こし!
あまりにも自然に
彼がダンスに復帰したので
誰もEddyが転倒した事に
気付きません。
それはまるで
パフォーマンスの一部のようww
 
二度のアンコールの後、
最後は、
朝6時過ぎに、
Get UpのKaidi Tatham Remixで
締めました。
 
笑顔と
ダンスで
埋め尽くされたフロアーを目の前にして
僕は感無量。
 
僕の健闘、
残念ながら証拠がないので
自己申告。
 
それでも、
Eddyが
一回目はイマイチだったけれど(苦笑)、
二回目はマジ最高だったよ
って言ってくれてたし、
子供が二人いて
休暇に行く直前だった
Alex From Tokyoも
最後まで残ってくれたし、
ベルリンの後、
マドリッド、
フランクフルト、
セルビアからオファーが来たので
この日のプレイが
噂になったのかもしれませんね
(たまたまかな?)。
 
とにかく、
ヨーロッパ・ツアーの初日、
幸先のいいスタートが切れました。
 
ありがとう!
I love Berlin‼️
 
PS
 
日本も店内撮影禁止にしたり
動画の配信止めたらどうでしょう?
そこに来なければ味わえない現場主義、
改めていいなぁと思いました。
 
PPS
 
ベルリンに行った日、
24時間起きてて、
12時間呑み続け、
2回回して、
その間に3回吐きました。
 
ベルリンで僕を待ち構えていたのは
修行だったのかもw
 
ベルリン、恐るべし!
 
12時間前の僕。
 
image
 
12時間後の僕。