DJ KAWASAKI Edit | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

8月10日に

Kyoto Jazz Massive、

「Get Up feat.Roy Ayers」の

Kaidi Tatham Remixがリリースされますが、

既に7インチで発売されている

「Get Up feat.Roy Ayers」の

DJ KAWASAKI 45 Editも

改めて紹介したいと思います。

と言うのも、

アナログ化から遅れる事数週間、

こちらも

8月31日に

デジタル・リリースされる事になったからです。

 

 

今は亡き、

Ryuhei The Manが、

「Get Up」を耳にしたのは、

僕がThe Roomで

完成したKyoto Jazz Massiveのアルバム、

『Message From A New Dawn』の

サウンド・チェックをしていた時の事。

 

その場で7インチ化を

彼に直訴されたのを

昨日の事のように思い出します。

 

残念ながら他界してしまった

彼の意思を受け継ぎ、

ディスク・ユニオンの鈴木庸介さんが

今年の7月20日にリリースを英断。

 

Ryuhei The ManがEditをする際には

マニュピレーターとして彼を支えた

DJ KAWASAKIが、

「Get Up」のEdit担当に抜擢され、

彼の念願が叶う事になりました。

 

7インチ用にリサイズされたヴァージョンは、

よりDJユースになり、

レア・グルーヴや

ファンク好きの人にも

アピール出来るようになったかなと。

そして、

インスト・ヴァージョンの方は

単に歌を抜いたのではなく、

ロイさんの ヴィヴラフォン・ソロが

大々的にフィーチャーされた再構築作品。

"Vibestrumental Mix"なるサブ・タイトルが付けられ、

DJ KAWASAKIの手で新しく生まれ変わりました。

 

オリジナルを聴いた某有名DJが、

「ロイ・エアーズは何処にいるの?」

と言った(苦笑)逸話もあるのですが、

これで彼もロイさんの参加に

気付いてくれる事でしょう。

 

7インチでしか出ていなかったこの2曲が、

アナログ盤を買わないファンからの

ラヴ・コールもあり、

目出度くデジタル化される事になったのです。

 

ちなみに、

7月20日はRyuhei The Manの誕生日。

「Get Up」だけでなく、

ROOT SOULの「Freaky Power(2022)」、

Q.A.S.Bの「VIVALAVA (DJ KAWASAKI Island Dub Mix)」も

この日にリリースされました。

 

死して尚、

レーベルが存続し、

彼が出したかった音源が

そのレーベルからリリースされるなんて・・・。

 

Ryuhei The Manって

本当に凄い男だと思います。

 

そんな彼が惚れ込んだ

「Get Up」。

 

アルバムにも収録されていますが、

この機会に

改めて

一人でも多くの人に聴いて貰えると幸いです。