昨日、
とあるサウンド・バーで
DJをしていた時の事。
満席の店内。
カウンター2席が空いた所に、
入れ替わりで入ってきた
外国人男性と
日本人の若い女性が
運良く案内される。
少し早ければ、
断られていた筈だ。
席に着くなり
若い女性が
レコード盤を覗き込んで
声を上げた。
若:あ、間宮貴子だ!
僕:いや、残念ながら違います(苦笑)
おそらく彼女は
レコードのレーベル
(丸いステッカー部分)
を見て勘違いしたのだろう。
丸くなった猫の写真(イラスト?)が
特徴的なKitty Redords
(間宮貴子もリリース)の
レコードだったからだ。
僕は、
中村照夫さんの
「Sunrise In Africa」をかけていたのだ。
若:なーんだ。間宮貴子じゃないんだ。
私、CITY POPが好きなんです。
今日はCITY POPはかからないんですか?
僕:CITY POPは持ってるいけれど、
今日は持ってきてないんですよ。
でもKitty Recordsってちゃんと判るの凄いですね。
男:彼女はとてもスマートなんだよ。
「Sunrise In Africa」から、
前の日に別府で購入した
Fertile Groundの「Another Day」へ。
そして、
Navasha Daya繋がりで
僕の「Still In Love」をかける。
若:うわーっ!これいい!
何ですか?
僕:僕の曲です(苦笑)。
若:ええーっ!
レコードの写真、
撮らせて頂いていいですか?
僕:勿論。
「Still In Love」で
3時間のプレイを
終了する筈だったけれど、
丁度、
僕のお客さんがお越しになり、
少し延長することに。
「Still In Love」のストリングスは
デトロイトでレコーディング。
だから、
Detriit Experimentの
「Revelation」を選択。
若:ジャジー!
実は、
福岡、別府、東京と3夜連続の
ミニツアーだったので、
バッグの中はダンサブルな盤が多く、
サウンド・バーに相応しい曲は
3時間のプレイで
ほぼほぼかけ終えていた。
「Revalation」で
終わりたかったけれど、
そういえば、博多で
遅ればせながら
Tom Mischのアナログを
買った事を思い出し、
ストリングス繋がりで
「South Of River」へ。
男:この曲聴いた事あるな。
若:これも格好いい!
僕:Tom Mischっていうんです。
若:へ〜っ。
僕:今年のフジ・ロックにも出ます。
若:ナイト・テンポさんも出ますよね!
私、ナイト・テンポさんが好きなんです。
僕:僕も出ます。
若:え〜!凄〜い。
フジ・ロックに出る方なんですか?
お名前教えて頂けますか?
僕:沖野修也です。
若:検索してみます。
僕:僕、今日はもう終わりなんです。
若:え〜っ、残念。ちなみに、
検索してるんですが
何も出て来ないんですよね。
彼女が携帯を僕にかざす。
めきのしゅうや・・・。