最初に言っておきます。
夢です。
昨夜、
水が凍る程寒かったので、
電気毛布の温度を最高にして寝たからです。
昨日発表した、
Kyoto Jazzy Creative Council
(略してKJCC)として、
実際に、
その年に活躍した京都在住のクリエイターを
選出するアワードを考えているんですが、
2020年度の発表&トロフィー授与式が
ACE Hotelで行われまして・・・。
受賞者の一人、
屋敷豪太さんの楽屋(ホテルの部屋です)を
ご挨拶にと思い訪れたんです。
燕尾服にトップハットの豪太さん。
似合っているし、
とても決まっています。
そして、
豪太さんが、意味あり気な笑を浮かべ、
僕にこう仰いました。
豪:このトップハットに
ドローンが仕込んであって、空飛ぶねん。
おもろいかなーと思って
僕:え
豪:ちょっと見てて
(ポケットから携帯電話サイズの
操作ボタンを取り出されました)
僕:マジすか!
豪太さんがスイッチを押されると
物凄い勢いで豪太さんの頭の上の
トップハットが回転し始め、
ゆっくりと頭から離れて行きます。
やがてトップハットは窓から外へ飛び立ち、
ACE Hotelのテラス席の方に降りて行きました。
ベランダに駆け出した僕と豪太さんは
その行方を追います。
敷地の外へ出そうになっていたトップハットを、
豪太さんがコントロールして
テラス席の方に戻されました。
そして、
人のいないテーブル席に
不時着した時の事です!
トップハットが突然爆発し、
巨大なキノコ雲が発生。
テラスが崩れ落ち、
人々が逃げ惑っているではないですか‼︎
僕は豪太さんと顔を見合わせました。
豪:ごめーん。やってもたぁ(苦笑)
僕:な、何で爆発したんですか?
豪:いや、こんな筈やなかったんやけど...
アワードの事なんか
すっかり頭からぶっ飛んでしまって、
一体弁償するのに
いくらかかるのかを僕は考え、
その空っぽになった頭を
抱え込みました。
豪:沖野君、
こんな時になんやけど、
今回、俺、
ベストリミックスで受賞でしょ?
Back To Lifeの
アフロ・ビート・リミックス、
目茶苦茶格好いいけど、
オリジナルの
ドラム・プログラミングをした俺を
表彰って変じゃない?
僕:え、確かにそう言われてみれば...
燃え上がる隈研吾建築。
僕達がいた部屋にも
炎が差し迫っているのが判ります。
何だか身体がとっても熱いのです。
僕は、意識が朦朧とする中で、
昨日妻が電気毛布のスイッチを
最強にしてねと僕に言っていた事を思い出しながら、
これは夢だから大丈夫だと
自分に言い聞かせていました...
おわり
(2021/1/9)