揺れる体温の逸話 | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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11月3日開催『レコードの日』に

ACO「揺れる体温(TYO mix)」

7inchがリリースされます!

制作担当はソニーの村井英樹さん。

カッティングエンジニアは

村井さん案件ではお馴染みの

世界的巨匠バーニー・グランドマンが

手掛けられたらしいですよ。

 

 

この曲には色々と逸話がありまして・・・。

あの頃、UA-Charaでは裏方に徹した僕に、

パーカッショニストの江川ゲンタさんが

楽曲のプロデュースを依頼して下さったんです。

で、ゲンタさんがACOを

The Roomに連れて来られたんですよね。

 

僕は、楽譜も読めないし、楽器も弾けない。

そこで当時、

Cosmic VillageやElectric Sheepで

一緒に音楽を作っていた

吉澤はじめさんに協力を要請した訳です。

 

厳密に言うとゲンタさんが、

プロデューサーで、

僕とはじめさんが

サウンド・プロデュース、

はじめさんが

アレンジってとこですかね。

 

僕は何をしたかと言うと、

テンポを決めたり、

はじめさんが繰り出すコードの中から

ベストなものをチョイスしたり、

鉄琴ソロの導入の提案とかかなぁ。

Roy Ayersの

「Love Will Bring Us Back Together」を

参考にしたりもしました。

 

この「揺れる体温」、

はじめさんが一人でプロデュースされた

アルバム・ヴァージョンも

とってもいいので興味を持たれた方は

是非聴いてみて下さい

(ドラムは、はじめさんの叔父さん、

ピーター・アースキンさんです)。

ちなみに、はじめさんとACOは、

はじめさんの新しいアルバムで

レコーディングするらしいですよ。

曲は、はじめさんの名曲

「The Room」のカバーだとか。

 

それにしても、

11月3日にかつてプロデュースした

ACOの7インチと

僕が歌詞を書いた

NAYUTAHの新譜のリリースが出るって

何か不思議な感じがしますね。

 

時代は巡る。何度でも・・・。