DJがススメる"踊れないジャズ"とは? | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

本日(2019年9月27日)、恒例のMissionです。


さて、DJがススメる"踊れないジャズ"って何でしょう?

 

ちなみに、僕、もうDJとは名乗っておりません。
DJもできる、作曲家、選曲家、作詞家、ラジオ・パーソナリティーなんです。

もとい、DJ=踊らせ屋ではないんです。

そもそも前提を間違えています。

 

DJは、国、都市、場所、空間、時代、時期、時間、年齢層、

男女比(この分け方あくまで暫定的に)、

自分のモード、オーディエンスのニーズをフィルターにして、

更にはレイヤーにしてベストな1曲を選び出し、

それを繋いで行くのがDJであると僕は考えています(意識的にも無意識的にも)。

 

だから、レストランの生DJもやれば、インテリア・ショップのBGMも担当するし、

ファッション雑誌のアワードのパーティーでも回せる訳です。

 

そして、2019年9月27日の夜、多分雨の降らない銀座で、来店者の反応を視界に入れ、

僕が選りすぐって来た盤に、最近仕入れた盤を混ぜて構成する選曲は、

2度と同じものにはならないのです。しかも、アナログのジャズ縛りだから・・・。

 

おそらく、ジャズ喫茶やジャズ・バーでかかる名曲とは違う曲がかかることでしょう。

DJ=踊らせ屋ではないものの、踊れるジャズを熟知した人間だから見つけられる

”踊れないけどこれいいな”的な魅力ってあると思うんです。

メロディーは勿論のこと、コード進行やベース・ラインの反復、

またはドラム・パターンのユニークさの中に隠された中毒性みたいなものが。

 

百聞は一見に如かず、ならぬ百読は一聴に如かず。

 

今夜も銀座でお待ちしています。
終電の壁を乗り越えられますようにw