解散か?それとも、ニュー・アルバムのリリースか! | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

 

いよいよKYOTO JAZZ MASSIVEの

13年振りのライブまで

あと10日となりました。

 

え、去年観た?

いや、あれは、僕の会社の発足20周年を記念して行ったファミリー・コンサートで、

KJM+沖野修也ソロ+DJ KAWASAKI+ROOT SOULの楽曲を全部ひっくるめて演奏したんです。

 

そう、オリジナル曲だけで

ライブをやるのが13年振り。

しかも、

全曲新曲!

 

アルバムを出すと言い続けてはや14年。

前作『Spirit Of The Sun』出したの2002年ですからね。

もう16年新しいアルバムを発表していないんですよね。

とは言え、曲を作っていなかった訳ではないんです。

僕の鼻歌?で200曲、その中からROOT SOULの池田に打ち込んでもらった曲は

50曲ほどあるんです。

 

今回、東京ジャズのプロデュサー田邊さんからTokyo Jazz Xへの出演を打診された時には、

僕と若手の共演というアイデアもあったんです。世代を越えた共演。

しかし、去年はThe Roomの25周年記念の一環で、

過去のヒット曲をカバーするという世代を混在させたプロジェクトを率いて

東京ジャズで演奏したこともあり、やはりそれを越える企画で・・・とお願いされ、

僕はとっておきのカードを切ることにしたんです。

 

Kyoto Jazz Massiveの再始動。

 

若いバンドも多数出るラインアップの中に、

敢えて僕の活動のメインである筈のKyoto Jazz Massiveを投入し、

共演ではなく、彼等と名を連ねることで現在の音楽シーンで通用するかどうかを確認する。

リハーサルでデモを構築すれば、全く新しい楽曲だけでライブが出来るかもしれない・・・。

 

かくして僕は、通称オキノ・ジャパンと呼ばれるミュージシャンの選抜で

2018年ヴァージョンのKyoto Jazz Massiveを編成。

オリジナル・ボーカルのVanessa Freemanをロンドンから招集し、

Tokyo Jazz Xに臨むことを決めたのです。

 

発売されていない曲だけでライブを行うリスクは覚悟しています。

観る人達は知らないんだから戸惑うことでしょう。

でも、DJとしては、誰も聴いたことのない曲だけでプレイしたことは何度もあります。

楽曲のポテンシャルとメンバーの演奏力があれば、十分に盛り上げられる筈。

それは去年の東京ジャズで、Cory Henryのライブを観て僕が身を以て実感したこと。

彼の新しいバンドの楽曲を事前に1曲も聴いていなかったのに(彼のことは勿論知ってました)、

その観客の歓喜と僕自身の興奮に驚かされたものです。

 

だから、もし、集客も観客の反応でもハズすことがあれば、

Kyoto Jazz Massiveを

解散します。

 

こんなことを言いだすと、恒例の煽りか?と懐疑する人もいるでしょう。

毎年年末になるとThe Roomを閉めなきゃいけないと言いながら継続してますからね(苦笑)。

お客さんに、来い、そして、盛り上がれと脅迫じみた呼びかけをするなんてみっともない!と

いう意見が出るかもしれません。

でもね、実際に16年もアルバムを出していないし、あってないようなもんなんです。

動してないんですから。解散しても(ex Kyoto Jazz Massive)って書けますしね。

 

オリジナル曲だけでやるライブ、13年振りなんですよ。

これでファンが来なかったら続ける意味ないでしょ?ニーズがないんです、もう。

それに、集まって頂いた皆さんを楽しませられなかったら、

僕の書いた曲に魅力がないってことです。

だから、Kyoto Jazz Massiveという存在を封印しても何の問題もない。

 

逆に盛り上がれば、僕の人選が間違っていなかったということにもなるし、

新しいアルバムのリリースへ、Kyoto Jazz Massiveが遂に動き出すと思うんです。

オーディエンスから、2ndを待望する声が高まるかもしれません。

 

解散か?それとも、ニュー・アルバムのリリースか!

今回のライブの結果、僕と弟にはその2択が迫られることでしょう。

やるのかやらないのか?ハッキリさせたいと思います。

来年

音楽生活30周年を迎える僕にとって

超重要な決断を下す時まで、

あと10日!