月の光?蛍の光? | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

 

KYOTO JAZZ SEXTET(以下KJS))のニューアルバム、

『UNITY』に収録されている

「Children Of Peace」は、

僕が生まれて初めて書いたバラード曲です。

 

「KJSはノリノリの曲が多過ぎて疲れる!」

と常々メンバーから言われておりましたので(汗)、

ここは一つ一念発起して、

心休まる曲を書いてみたいなと思ったんです。

 

具体的に何かの曲をモデルにした訳ではないんですよ。

でも、

出来上がってみたら、

Wayne Shorterの「Teru」

なんかと一緒にかけられるんじゃないかなと。

厚かましい話しですが。

 

厚かましいついでに、

もう一つ。

Kamasi Washingtonも

アルバムでバラードやってましたよね?

 

Wayne Shorterと

Kamasiに

挟んでかけてもいいかなと。

 

そのKamasiのバラード、

最初聴いた時、

カバーって判らなかったんです。

いい曲だなぁ、

凄いなぁとしか思わなかったんです。

 

でも、

待てよ。

何か聴いたことあるぞ、

何だろう???

で、

タイトルを見てみたら!

ド、ドビュッシーの「月の光」!!!???

 

 

スピリチュアル・ジャズでクラシックのカバーとは!

そのアイデアも素晴らしいし、

選曲もいいですよね。

 

そう言えば、

Hiatus KaiyoteのNai Permもインタビューした時に、

「ドビュッシーの影響受けた」

って言ってたなぁ。

小学校の時以来聴いてないから、

ちょっと探ってみようかな・・・。

 

言っときますけど、

Kamasiの「月の光」に対抗して

この曲作った訳じゃないですからね。

 

強いて言うなら、

「蛍の光」でしょうか。

平和な国で、

子供達が

仲良く下校するイメージ。

だから、

「Children Of Peace」なのです!!

 

ちなみに、

「蛍の光」って

日本の曲じゃないってご存知ですよね?

原曲はスコットランド民謡です。

 

妻が

エジンバラ出身なんですが、

「この曲スコットランド民謡っぽいね」と。

 

図星です。

 

スコットランドで書きました。