UR meets KJM | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

いよいよこの日がやって来た。

念願のUR=UNDERGROUND RESISTANCEとの共演。

TodaysArt.jp×Troop Cafeの17th anniversaryということで
昨夜に続いてUR+Timelineのライブが今夜も行なわれる。

そのライブの前後で
Kyoto Jazz MassiveがDJを担当する。

デトロイト・テクノのレジェンドと
沖野兄弟の組み合わせは勿論初めてのこと。

初日は、KUNIYUKIやHIKARUがサポートし、
2日目は僕達が起用されることになった。

この場を借りて
その決断を下した石﨑雅章氏に改めて感謝を。

僕は長年彼等の音楽をプレイして来たし、
影響も受けて来た。


皆さんご存知、
HI-TECH JAZZ。

常にレコード・バッグ、或はCDケースに入れている
名盤中の名盤。



特にライブ・ヴァージョンは
まさにエレクトリック・ジャズと呼ぶに相応しい作品。
テーマの親しみ易さと
サックス&シンセサイザーの
インプロビゼーションによってもたらされる
高揚感がたまらない。

また、URのことを知るきっかけとなった盤は、
JUPITER JAZZ。



そのタイトルに惹かれ、
試聴もせずに購入を決めた。
ブラジリアンにも通じるコード進行と
フューチャリスティックな
シーケンスの組み合わせは実に斬新だった。

ちなみに、
僕の"Love And Live"という楽曲のコーラスにおける
キーボードの"半拍ずらし"は、
DJ KAWASAKIが
このJUPITER JAZZを分析して
助言してくれたという逸話もある。

そして、TIMELINE名義のMILLENNIUM TO MILLENNIUMも
一体何回かけたか判らない。



ドラマティックにして
ギャラクティックなキーボードのカッティングと
ファンキーなリフレインが印象的。
この曲にも僕はサウダージを感じるんだなぁ。

更に、これも忘れてはいけない!
Return Of Dragons!!



いやぁ、
名曲あり過ぎでしょ。

実は、
KYOTO JAZZ MASSIVEのデモで
現状、弟からOKが出ている2曲は
沖野修也からの
URへの返答でもある。

しかも、
僕は
この日の為に新曲を作った。

彼等が
テクノ側からジャズにアプローチしたのとは逆に、
僕が考える
ジャズ・サイドからのデトロイト・テクノへの接近・・・。

果たしてオーディエンスの反応や如何に!?

何はともあれ、
URとKJMの邂逅が
フロアーに一体どんな化学反応を巻き起こすのかが
楽しみでならない。

今夜、
神戸での
激レアな組み合わせ
見ないときっと後悔すると思う。