昨日の無料野外フェスで思った事 | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

行って来ました。

大阪の南港中央公園で行われた
無料野外フェス、PARK IT!

楽しかったです。

お客さんの半分以上(もっとかな?)が外国人で
ここは本当に大阪なのか?
と思ってしまいました。

駐車場から会場が遠く、
向かう途中に、
道が判らなかったペルーの人と
英語が話せる大阪の人といきなり友達になったり
日本人(この大雑把な括り方に抵抗がありますけど)
だけが集まるイベントよりも明らかに人間関係がオープン。

やっぱり、
日本の方って、外国の方(これもまた雑な使い方ですが)
閉鎖的?それともシャイなだけ?

日本・外国って分け方は危険ですよね。

日本人にもオープンな人はいるし、
外国人にもシャイな人はいる。

じゃ
言い方を変えましょう。

日本で行われている
フェスに色々行きましたけど、
PARK IT!は人と人との間の垣根が低い!
でいいですか?

このイベント、
有名(と認識されている)なDJは一人も出演していません。

あ、一人いた!

沖野好洋。

彼ですら来てた人は何人が認識してたのかなぁw。

好洋の事はあんまりしらないけど(失礼)、
曲がいいから反応してる風だったなぁ。

でも、いい事だと思います。

有名なDJが一人もいなくても
1000人以上が集まってたし(もっといたと思う)、
他のDJも良かったですよ。

有名人がいるかどうかは彼等気にしてないんですよね。

いい音楽が聞けて、
海辺の会場で、
家族や仲間と
飲んだり、
喰ったり、
踊ったり。

子どもも沢山いたし、
犬もいた!

VIPやレジェンドが出演する大型フェス
とある意味対極にあるこのPARK IT!。

色々考えさせられました。

やっぱり無料はハードルが低いんだろうなとか、
音も出せるし、よくこの場所に目を付けたなーとか、
そんなに有名な人(好洋をのぞく)が出なくても
人は集められるんだなーとか。

東京でも
似たようなコンセプトで
イベントをやってみたいと思いました。

それは多分、
The Room Picnicとか
The Room BBQなんだと思う。

DJは、
沖野修也、
佐藤強志、
DJ KAWSAKI、
富永陽介、
及川弘通、
そして
nao endo。

PARK IT!で
異なる国、
異なる職業、
異なる世代の人達が
同じ音楽を共有して
幸せな時間を過ごす光景に
すごく感動した。

有名人を盲目的に信奉してないし、
多数につられて同調する事もない。

誰もが思い思いのダンスをたのしんでいたもんね。
ダンス・ミュージックの可能性を再認識できました。

来年も行きたいと思います。

DJとしてではなく、一オーディエンスとして。

PS

主催者が、ゴミの処理で大変な思いをされたようです。
ゴミは自分で捨てるなり、持ち帰るようにして下さいね。
折角素敵なイベントなのに継続できなくなりますよ。