季節外れのハロウィン(前編) | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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もう、
先週の土曜の事なんか
皆さん忘れてますよね?

あんまりにも恥ずかしい出来事だったんで
スルーする事も考えたんですが、
釈明する事で僕の意図が伝われば
多少は納得してもらえるかなと。

それでも
あの
伝説wのハロウィンの事を綴った
ブログのように
(ご存知ない方は
HALLOWEEN PARTY IN OSAKA

検索してみて下さい)
皆さんを楽しませる事は困難なので
書きあぐねていたのも事実なんです。

美化するには
僕の語彙は足りな過ぎる・・・。
いや、
美化しようにも
できない程、
あの季節外れのハロウィンは
ハズしまくっていたから・・・。

独房で
微罪を犯す過程を綴った
囚人の戯言だと思って読んで下さい。
もし興味があれば・・・。

言い訳?
それとも反省?

何と言われてもいいです。

正当化はしません。
ただ、あの日を振り返る事で
問題点を炙り出し、
二度と同じ過ちを犯さない為の
糧にしたいと思っています。

同時に
誕生日を台無しにしてしまった事を
弟に詫びたいと思います・・・。

じゃ、
懺悔の始まりです。

===========================

その一言が人生を変える
って事、
ありますよね?

まさに

ヨシヒロが発した一言が
僕の人生を狂わせたのです。

それは
先週の土曜に大阪のサーカスで
行われた彼の誕生日パーティーの
インビテーションが
Facebookに届いた事がきっかけでした。

僕、
なんのためらいもなく
参加ボタンをクリックしちゃったんですよね。

行くつもりでしたから。

でも、
弟が僕にこう言ったんです。

「アニキが参加するって表明したから
もう誰が来るかバレてしもたやん・・・」

そうなんです、
実は僕は
その日のシークレット・ゲストの予定で、
弟としては
当日まで誰が来る隠しておきたかったんですよね。

「ま、もう一人シークレット・ゲストいるからええけど・・・」

僕は事の重大さに気付いていませんでした。
よく外国の友達が来れないのに
参加表明するのと一緒で、
「シューヤさん、東京やのに来れんの?」
みたいにしか思われないんじゃないかと
気軽にクリックしてしまったんです。

ここまで読んで
沖野さん
ちょっと大袈裟じゃないですか?

思う人がいるかもしれません。

いや
待って下さい。

これ
僕的には凄く重要な問題だったんです。

何故なら、
それはDJの沽券に関わる一大事なんです。

いいですか、
DJたるもの
お客さんを楽しませずに
プロとは呼べません。


しかも、
著書『DJ選曲術』の中で
優れた選曲を
前後の関連性と
意外性の両立と定義したんですよ、
僕は。

サプライズのないDJは、
DJじゃない。

僕は
弟の目論見を二重に否定してしまった訳です。

オーディエンス楽しませたいという気持ちも、
オーディエンスを驚かせたいという気持ちも
踏みにじってしまった・・・。

沖野さん、
そんな大袈裟な
ってまだ思われてますかね?

でも
それが僕なんです。

仮に
弟がそこまで気にしていないとしても
僕はすごく申し訳ないと思った。
そして、
責任を取らなければいけないと思ったんです。

そう、
犯したミスの責任を取るのが沖野修也。

大阪のお客さんを
楽しませる。
同時に
驚かせるには
一体どうすればいいのか?

考えましたよ。

勘のいい人は判りますよね?

そうです。

アレです。

アレしかないと思いました。




































































それは、
ダーズ・ベイダー。

でもね、
同時に
こうも思いました。































































また、ダース・ベイダー?

だって
3年前のネタですよ。

いくらブログが爆発的に拡散されたからと言って
3年前のネタにすがるのって
どうなんだろう・・・。

アイデアのなさを受け入れるのは
僕のプライドが許さなかったんです。

じゃ、
何か別のアイデアはないのか?

再び考えました・・・。


























































やっぱり、
ダース・ベイダーでしたw。

ただ、
僕が仮装するのでは面白くない。

そこで、
僕はバレないように一般人に仮装して、
ダース・ベイダーの中身を別の人に頼もうかと。

「シークレット・ゲストは修也さんで、
ダースベイダーの格好をして来たのね」
と思わせておいて
中身は、DJ KAWASAKIとか!

但し、
早速、問題が発生しました。

その日、
DJ KAWASAKIは東京で
レギュラー・パーティーだったんです・・・。

ど、どうしよう。

そこで、
とある人物に白羽の矢を立てました。

電話で趣旨を説明し、
大阪までの旅費も宿泊費も負担すると伝えました。

渋ってましたけど、
なんとか説得。

でもね、
ホテルで着替えて会場まで歩かせるの可哀想だなとか、
会場内きっと暑いから大丈夫かなってのも考えたんですよ。

だって、
頼んだの
弟と東京でイベント一緒にやってる
YUKARI BBでしたからね。

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(あ、右の方です)

女の子にそんな事させたらアカんでしょ。
それに、そもそも彼女の交通費と宿泊費を
払う事が勿体なくないか?
という疑問もなくはなかったので。

で、
結局、ダースベイダー案は断念。

再び
違う案を捻り出そうとしたんですが・・・。































































2週間
放置してしまいました。


だって、
The Roomの21周年もあったし
他のイベントやラジオの収録だったんで
忙しかったから・・・。

ま、
何事もなかったように
しらっと行く方が潔いかなと。

「修也さん、
参加表明してたから
全然シークレットじゃないじゃないですか~」
とファンの方に言われても

「ごめん、ごめん、
でも今日いい曲いっぱい持って来たから楽しんで~」
でいいですよね。

という事で
弟の目論見を2重に否定した事は
なかった事にしてw
普通にお祝いに行く事にしたんです。

前日までは・・・。

一体何があったと思います。

Faceboook内の
弟のイベント、
ESPECIAL RECORDS SESSIONの
グループ・スレッドをチェックしたら、
プレデターの格好してる人が
ハロウィンの時に
電車に乗ってる画像が
UPされてたんですよね。

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これや!

えっ
なんでプレデターなのか?

このグループ内で
かつて
弟が
DJのBRISA君(彼もまた誕生日パーティーのゲストの一人)
ってプレデターに似てない?
って比較した事が発端なんですよね。

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今、
彼はピグモンにも似てるって
弟にいじられてるんです(実はお姉さんの方が似てるとか)。

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で、
BRISA君も
ピグモンなら電車に乗れるから
そっちの方がいいと
コメントを書いた所、
弟が
プレデターの格好でも
乗ってる人いるよwと
写真をアップしたんですよね。





















































こ、これしかない。

震えましたね。

明日、
BRISA君も大阪に来る。
しかも、
まさか
弟は
プレダターが襲来するとは思っていない筈。

勿論、
リスクありますよ。

大体にして
このグループは
東京のイベントをベースにしているし、
スレッドは閉じられているから
大阪のファンの人達は
何故プレデターなの判らない・・・。

でもね、
きっと弟は喜んでくれる筈!

BRISA君のプレイ中に
プレデターがブースに乱入し、
気付いたお客さんが弟を呼びにいった時、
絶対、驚く筈!!


僕は
一人で盛り上がり
あまりの興奮になかなか寝つけなかったんです。

翌日、自分の身に降り掛かる悲劇を知る由もなく・・・。

(つづく)