皆様。
今日は残念なお知らせがあります。
例年開催してきた
TOKYO CROSSOVER/JAZZ FESTIVALの本年度の開催を
本日、断念しました。
散々引っ張っておいて
このような結果をお伝えしなければならず、
楽しみにして頂いていたファンの皆様の
期待に応えられず
申し訳なく思います。
ごめんなさい。
理由は
開催に際し必要とされる
十分な資金が調達できなかった事です。
ファンの皆様から
「あんなに人が入ってたら儲かってるんじゃないですか?」
とよく言われるんですが、
会場費や海外アーティストの高額ギャラを確保する為には
現在設定しているチケットの価格では採算が合わず、
どうしてもスポンサーの協力が必要となるんです。
しかしながら、
僕が主催するTOKYO CROSSOVER/JAZZ FESTIVALは
何万人という単位で集客している訳でもないので、
宣伝効果を期待される企業の賛同を得る事は
そんなに簡単な事ではありません。
幸運にも今までは、
僕のコンセプトを理解して頂く事が出来ていたので
TCJFを継続する事が可能でしたが、
今年は協賛金を確保する事が難しく
(プレゼンテーションに期限はないのですが、
宣伝や告知の事を考えると
今月中に開催の可否を判断しなければならなかったので)
こうして不開催を決定する事となりました。
野外を目指す!
とか、
スティービー・ワンダーに
沖野修也の選曲で演奏してもらう!!
といつも大きな事ばかり言っているので、
「アイツは口だけやな」
というご批判も真摯に受け入れたいと思います。
普段から
「無理」
とか
「できない」
と
口にする人々に対して苦言を呈しているだけに
弁解の余地もありません。
個人的にも今年は10年の節目の年だったので、
自分の目標を実現する為に
様々なアイデアを練っていた事もあって
非常に残念な気持ちで一杯です。
そして、
現実の厳しさと
自らの企画の弱さを痛感してもいます。
戦略を練り直す必要にも直面し、
正直、
困惑していないと言えば嘘になります。
ただ今は、
こうしてお詫びするしかありません・・・。
しかし、
同様の理由で、
2010年のように開催できなかった年もあるので、
これでTCJFが終了してしまうのではなく、
また復活を目指して初心に戻りたいとも思っています。
止めてしまえば失敗になりますが、
続ける限り一抹の希望を維持する事は可能ですので。
ファンの皆様には、
何卒ご理解頂けますよう宜しくお願いします。
TOKYO CROSSOVER FESTIVAL実行委員長 沖野修也