皆さんは
スターが誕生する
瞬間を
目撃した事がありますか？
あ、
あの時のパフォーマンスが
ブレイク・ポイントだったよなー
思い返す事ができる・・・
そんな重要な
ライブやDJセット。
僕の場合だと、
MONDO GROSSO
の
芝浦GOLD
(THE ROOMの１周年記念）のLIVEに
MONDAY MICHIRUさん
の
新宿LIQUIDROOMでのLIVE。
あと、
JAZZANOVA
の
初来日。
これも新宿のLIQUIDROOMだったなー。
個人的には、
井出靖さんが企画した
MILLION SECRETS OF JAZZでの
僕のDJは、
その後の僕のキャリアを決定づける
大きなきっかけとなりました。
僕がスターかどうかは別として（笑）。
その時の
演奏やプレイの質の高さと
インパクト、
そして、
目撃者の数も重要です。
MONDO GROSSOのケースで言えば、
僕が最初に彼等のライブを
京都のライブ・ハウスで観た時が
厳密には
僕にとっての
スター誕生の瞬間だったんですが、
それは、
あくまで
僕が大沢君の才能に気付いただけで
世の中的に
彼等が
ブレイクした起点にはなっていません。
MONDAYさんだって
LIQUID以前に
いいライブを行なっていましたが、
LIQUIDで
1000人以上の人が
目撃し、
SUNSHINE AFTER THE RAINを
生演奏した事によって
一気に彼女の
認知が高まる
事になったと思うんです。
今回のTCJFに、
初出演する人が4人
（厳密には３人、１組）います。
まずは、
CARLOS GARNETT。
言わずもがなのジャズ界の巨人。
スターも何も。
既に伝説の存在です。
MILES DAVIS、
ART BLAKEY、
PHAROAH SANDERSと
共演してきただけでなく、
クラブ・ジャズの聖典、
"MOTHER OF THE FUTURE"、
"MYSTERY OF AGES"、
"BANKS OF THE NILE"
といった
名曲を産み出したオリジネーターです。
そして、
そんなレジェンドが率いるする
カルロス・バンドに
挑戦状を叩き付けた
（しつこい？）
MONTAIN
MOCHA
KILIMANJARO
は、
既に
FUJI ROCK FESTIVALに出演するなど
押しも押されぬ
日本のFUNK界の若きスターです。
昨日紹介した
RYUHEI THE MAN
も初出演組。
本来レコード店のスタッフとして
アーティストをサポートする立場の方ですが、
あの
UNIVERSOUNDSの主宰で
MIX CDもリリースするという意味では、
ESPECIAL
RECORDSの
沖野好洋や、
JAZZY SPORTの
小林雅也
に次ぐ、
レコ屋界のスター？
彼も
FUJI ROCK経験者ですし。
残る一人・・・。
そう、
BRISA
こと
渋谷徹君
こそが、
この
The Beetle
presents
TOKYO
CROSSOVER/JAZZ
FESTIVAL
2012
で
新たなスター
になる
可能性を秘めた存在なのです。
僕の
弟
好洋が
ヘビー・プレイする
"STATE OF MIND"
の
『TOKYO CROSSOVER NIGHT 2012』
への
収録を機に
TCJF本編の
出演を手に入れた
シンデレラ・ボーイ。
福富幸宏さんが所属した
事務所、イコライズで頭角を表し
既にソロ・アルバムもリリース済みの
名古屋在住のクリエーター。
去年リリースされた
『TOKYO CROSSOVER NIGHT』
の２曲目、
PAUL RANDOLPHが参加し、
ROOT SOULがREMIXした
"SENTIMENTAL MAN"
は
彼の曲でした。
CARLOS GARNETTや
BEMBE SEGUE同様、
１年ががりで
TCJFに辿り着いた
ストーリー
を持つ当たりも
スターの資格
十分です。
年内には
ヨーロッパの
レーベルから
新作の
リリースも控える
BRISA。
驚く事なかれ
"STATE OF MIND"に
勝るとも劣らない
キラー・チューン、
"MOVE ON
feat.CAPITAL A"
という秘密兵器もありますからね。
実は僕、
ギリギリまで
"STATE OF MIND"か
"MOVE ON"のどちらを
TCNに
収録するか迷ったんですよ。
MOVE ONのレコーディングにも
立ち会ってましたからね・・・。
期待が高まるでしょ？
去年のTCJFで
前夜のDOMUNEでの中継から
翌日の本編への登場で
EZELが大躍進したように
BRISA
を
多くの人が
目撃する事で
彼の
ブレイクが実現しますように。
彼がどれだけの衝撃を
聴衆に与えられるかという
プレイの内容も重要です。
僕の予言は当るのか？
それとも・・・。
結果は当日に。