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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

先日、
LOS HERMANOSのメンバーとして
来日中の
Pirahanheadさんにお会いしました。

$沖野修也 オフィシャルブログ

Pirahnaheadと言えば、
僕の事を知っている人なら
知らない人いませんよね(望)。

僕の初のソロ・アルバム、
『UNITED LEGENDS』
に参加してくれた
DJ/ミュージシャン/作曲家/
アレンジャー/指揮者/リミキサー/トラック・メイカー。

「IF IT IS LOVE」や「SHINE」のREMIXを
手掛けてくれた人です。

DJ KAWASAKIの「LOVE OF MUSIC」のREMIXも彼だし、
弟、好洋のコンピ、「INSPIRATION」

中本綾子が選曲した「JOYRIDE」にも
彼が プロデュースしたDIVINITIの楽曲が収録されてました。

このPirahnaheadは、
自身のソロ・アルバムが
Moodymannのレーベル、
MAHOGANY MUSICからリリースされてたし、
別ユニットで
Theo Parrishの
SOUND SIGNATUREから
12インチを出していたりと
なかなかの重要人物なんですよ。
デトロイトでは。

実は、
僕の2枚目のソロ・アルバムにも
参加してくれてるんです。

しかも、3曲も。

その内の1曲は、
ローズ・ロイスの"STILL IN LOVE"カバーなんですが、
この曲の
ストリングスのアレンジと
レコーディングのとりまとめ、
そして
指揮を担当してくれたのも
彼なんです。

渋谷のエクセル・ホテルのカフェで
ランチしたんですが、
突然彼が、
「いやー、それにしても
"STILL IN LOVE"を頼まれた時はびっくりしたなー」
と言い出したんです。

何故なら、
彼は、
"STILL IN LOVE"のオリジナル・ヴァージョンの
ストリングスのアレンジメントと
指揮を担当していた
Gordon Staplesの生徒だったからです!

これって、
偶然だと思います?

そもそも
何故、
僕がPirahnaheadに依頼したかと言うと、
既に
僕の
IF IT IS LOVEや
SHINEのREMIXで
凄くいい仕事をしてくれていたからなんですよね。

http://www.youtube.com/watch?v=ggMZwNJtRzI

なので、
"STILL IN LOVE"に弦を入れるなら
彼に手伝ってもらいたいなーと思った訳です。

勿論、
彼が、
Gordon Staplesの教え子だと知っている訳がない。

でも、
どこかに
僅かな
関連性を感じ取っていたのかもしれません。

DJの本能で

この
"繋がり"
を嗅ぎ分ける能力って
DJの特性かもしれません。

膨大な
音楽情報の中から
その場の状況に応じて
何がしら関係のある音楽を
繋げて行く訳ですから。

コンピューターに、そこまでできないでしょ?
まだ・・・。
色々なソフトが開発されてますけど。

ちなみに、
この
Gordon Staplesさん。

全盛期のMOTOWN(デトロイトだもの!)で
FUNK BROTHERSが手掛けた
トラックに必ず起用された
DETROIT SYMPHONY ORCHESTRAの一員です。

驚く事なかれ、
AIN'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGHの
Mavin Gayeヴァージョンも
Dianna Rossヴァージョンも
この人のアレンジで指揮だったそうです。

Pirahnaheadが
スコア見せたら
「ふーん、悪くないじゃん」
とか言ってたらしいですよ(苦笑)。

Pirahnaheadには
言い忘れたんですが、
DJ KAWASAKIが作ってる
(僕のプロデュースです)
DANCE CLASSICSのカバー・アルバムで
AIN'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGHを
取り上げているんです。

ボーカルは、
僕の2枚目のソロ・アルバムにも
参加してくれた
THE BRAND NEW HEAVIESの
N'Dea Davenport。

繋がり過ぎてませんか(笑)?

いっその事、
Gordon Staplesに
アレンジと指揮、
頼んでみようかな・・・。

PS

しかも、
このブログをアップロードした直後に
Face bookに
N'Deaからメッセージが届いた・・・。
このシンクロニシティー、
何かが起こる事の前触れのような気が・・・。