孤独食 | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

ST.JAMES PARKにある
お気に入りのカフェ/レストラン、
IN THE PARKに行ったんですが、
実は

一人で外食できないんですよね(笑)。

42歳にもなって・・・。

ま、
仕方なく食べますけど。

厳密に言うなら
できれば、
一人で外食したくないって事かな。

家で、
自炊で
一人でってのは平気なんですけどね。

カフェとか
レストランで
一人で
食事してると
「俺は、友達のいない、なんて淋しい人間なんだ・・・」
などと思えてくる訳です。
いや、
ちょっと違うか。
「あの人、一人で来てるけど、友達のいない淋しい人間なんだ・・・」
と思われるのが嫌なのかも。

「一人で食事するのもいいじゃないですか!
誰にも気にする事なく、
本読んだり、人の会話に耳をそばだてたり・・・」
なんて
事を事務所のスタッフにも言われています。

それに、
皆、
そんなに
人の事気にしてないですよね。
一人で来てるとか
何人で来てるとか。

あくまで
個人的な
嗜好の問題です。

実際に
今日は、
友達が誰もつかまらなかった訳だし。

ルーム・サービスって手もあったけど、
機内食、
一食抜かしてたから
空腹に耐えられず、
IN THE PARKに向ったんです。

案の定、
受付で
「一人?」
と聞かれ、
内心、
やっぱり来なきゃ良かった
とちょっと後悔。

テラスに案内され
カップルや家族連れの間を通り抜け
道路をはさんで池が見える席に。

先週、
ヒースローの
ゴードン・ラムゼイのレストランで
食べてハマった
サーモンとハドックの
フィッシュ・ケーキとビールを注文し
日本から
持って来た
村上春樹の文庫本をペラペラとめくる。

でも、
ランチや
お茶ならまだしも
ディナーで
読書は変だなと思い、
断念。

時間は
7時だったけど
全然明るいんですよ
ロンドンは。

それに
すごくいい天気だったし
好きな公園だから
一人でも
思った程
苦痛じゃなかった。

木立の間から部分的に
視界に入る
ロンドン・アイを
ぼんやりと見つめたり

珍しい野鳥に向って
餌を投げた観光客が
ガチョウに横取りされて
悔しがっている様子を
眺めたり

カフェの前で
記念撮影をする
美人親子を
凝視していた
隣の席の男が
連れの女に怒られてしまった
(多分、男は、娘の美しさだけでなく
母親の若さに釘付けだったのだろう)
一部始終を観察したりして
僕の
孤独なディナーは
なんとか無事終了。

ウエイターに
お勘定を頼んだ。

で、
ちょっとした
事件が起ったんです。
(つづく)