今夜静過 | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

2年振りのシカゴ。
いつ来ても
いいな。

その街雰囲気が
とても
好きだ。

ライト・アップされた
高層ビル。
柔らかな灯を点す
街灯。
そして、
いくつもの映画の舞台になった
鉄道の
高架下。

今回の滞在は、
モントリオール同様
友達に会うのが目的でもあった。
勿論、ギグありきですが。

SONOTHEQUE
という
お洒落なクラブの
水曜日。
クラブ・スタイルというよりも
LOUNGE営業な感じだったから
踊らせなければいけないという
プレッシャーが無い分、
気分は随分楽でした。

平日だったから
そんなにお客さんが
入った訳ではありませんが、
スポンサーからの
協賛金が出ていたので、
プロモーターに迷惑がかからないと
思うと、
これ又
罪悪感に苛まれる事がなくていいのですが
(ギャラもホテルもかなりいい感じです)
ちょっと複雑。

それでも
僕のプレイを楽しみにしてくれている
人の為にベストを尽くしました。

実は
DJブースがガラス張りになっていて
内側の光が反射して
オーディエンスの様子が
よく見えなかったんです・・・。

前回は週末で
凄く盛り上がったのを
覚えてるんですが、
こんな状態で
どうやってDJをやったんだろう?

反応に対応しながら
曲を選ばなきゃ行けないのに(笑)。

それでも、
時折見え隠れする
人影の動きを
追いながらの
プレイ。

踊らせない選曲のつもりが
踊り出す人が続出したので
メロディアスなんだけど
ダンサブルなものを選んで
聴いてよし、
踊ってよしな流れを作ってみました。

それにしても
次から次へと
人がDJブースに挨拶にくるので
集中できなかった(笑)。
嬉しい事ですが。

2年前に来てくれた人が
あの時の興奮を未だに覚えてくれているなんて。

次は週末に回したいな。

ファラオ・サンダースとスリープ・ウォーカーが
メタモルフォーゼで競演した時にお世話になった
山崎さんにも来て頂いてたし、

シカゴといえば
勿論この人アンソニー・ニコルソンも
遊びに来てくれた。

シカゴのクロスオーバー系レーベル
DEEPER SOULのJOSHも
サンプルを持って顔を出してくれたし

ロン・トレントのビジネス・パートナー
ソニアに至っては、
ブースで
フィリス・ハイマンの
「YOU KNOW HOW TO LOVE」を
僕のプレイに合わせて熱唱!!!
(マイクは持っていませんでしたが)

大のKJMびいきの
パトリック君や
彼の彼女(違ったらごめんなさい)
可愛ちゃん、
それから
最後まで残ってくれた
日本人の男の子3人組
とも
プレイの前後に
歓談。

シカゴの夜は
和気あいあいとした
雰囲気の中で
静かに過ぎて行きました。

帰りに
山崎さんを
送った後、
タクシーの運転手に頼んで

ちょっと寄り道。

大好きな建築を見物。
あの、有名な駐車場です。

ほんと、
シカゴって
独特な
雰囲気がある街だなー。

ジャズが
育まれ、
ハウスが産まれた街。

また
いつか
戻ってきます。