マスタリングその1 | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

沖野修也初のソロ・アルバム
『UNITED LEGENDS』のマスタリングの日がやって来た。

無事終了と書きたい所だが、
全然、無事ではなかった・・・。

波瀾万丈だな、このプロジェクト・・・。

マスタリングとは何か?

凄く簡単に説明すると、
アルバムに入れる曲の
レベルを揃えたり、
音の調整をする事によって
完成品に仕上げる作業。

特に今回のアルバムは、
10人のサウンド・プロデューサーが参加してくれているので
全体の統一感を出す為に、
音の傾向を似せて行く事と
曲間の長さに凄く神経を使った。

しかし、問題はそれ以前の事にあった。

実は、PIRAHNAHEADとCLARA HILLの「IF IT IS LOVE」に少しトラブルがあり、
音源を再送してもらえるように頼んだのが3週間前の事。
マスタリングには間に合わせると言ってくれていたのだけれど、
マスタリングの前日に、
「今日しかスタジオがとれなかった・・・」
との連絡が。
作業の終了予定が、日本時間の午前9時。
メールでデータが届けば、
午後1時からの作業には間に合う。

しかーし、

案の定、届かなかった(笑)。
家を出る12時の時点で・・・。
まるで、ブログ・ネタを供給してくれているかのような
素晴らしい(素晴らしくない!)展開。

スタジオにMacBookを持ち込み、
いつでもメール・チェックができるように待機。

そして、マスタリングがスタート。

しかし、いきなり別の問題が発生!!!

全ての音源を持って来ていた筈が、
YUKIMI NAGANO+DEGO&AKWASI「PIECES OF YOU」
MELISSA BROWN+AFRONAUGHT「TURN IT UP」
VIKTER DUPLAIX+MARK DE CLIVE-LOWE「WHAT WOULD I DO WITHOUT YOU?」
の3曲は、マスタリング用のデータではなく、
リスニング用のCDコピーであった事が発覚!

あわてて事務所に電話をするも、
事務所のMacにデータは保存されていない!との事。
当然、皆が送ってくれたメールもデリバリー・サービスの期限切れで
ダウン・ロードは不可。

MacBookのフォルダー、「沖ソロ」を開くも
それらしきものはなく、
顔面蒼白(多分そうだったに違いない)・・・。

ここまで来たのに、
何でこんな事に・・・。
(つづく)