またまた、睡眠についての情報です。眠りのための総合サイトとして「快眠推進倶楽部」というサイトを見つけて、睡眠に関する役立つ知識を紹介しましたが、今回は特にサラリーマンなど働く人に関係する情報をまとめてみました。新年早々、寝不足で仕事の調子が今一つにならないよう、このサイトの知識を活用して快眠を目指したいと思います。

 

 快眠推進倶楽部 - ビジネスマンの睡眠障害

 

 

1.あなたのまわりには睡眠を妨げる要因がたくさん

現代は24時間社会であり、昼夜の区別なく人々が活動する時代です。こうした環境の下で、ビジネスマンの就労時間は深夜にまで及び、交代制勤務が増加するなど睡眠環境は悪化しています。また社会の国際化により海外出張が頻繁になったことも、睡眠リズムの乱れの一因となっています。ビジネスマンを取り巻く環境には、正常な睡眠を妨げ不眠などに陥りやすい数多くの要因が氾濫しているといえます。

 

2.睡眠障害の病因と睡眠障害の種類

●入眠障害

布団に入ってもなかなか寝つけないタイプ。不眠の中ではもっとも訴えの多い症状。

●中途覚醒

夜中に何度も目が覚めてしまい再び寝つくのが難しいタイプ。

●熟眠障害

睡眠時間の割には、朝起きたときにぐっすり眠った感じがしないタイプ。

●早朝覚醒

朝早く目覚めてしまい、まだ眠りたいのに眠れなくなってしまうタイプ。高齢者に多いのが特徴。

 

睡眠障害はさまざまな原因によって生じます。原因によって睡眠障害の治療方法も異なりますので、原因を正確に把握しておくことが大切です。睡眠障害の原因は、およそ次のようにまとめられます。

<睡眠障害の病因と睡眠障害の種類>

1.身体的要因(腫瘍、心疾患、消化器疾患などの身体的疾患により痛み、発熱が原因。)

2.生理学的要因(時差ぼけ、交代制勤務、入院などによる)

3.心理学的要因(精神的ショック・ストレス・生活上の不安など)

4.精神医学的要因(統合失調症、うつ病、アルコール依存症などの精神疾患)

5.薬理学的要因 (降圧剤など種々の薬だけでなく、アルコール、カフェイン、ニコチン、などの嗜好品も原因?!

 

ビジネスマンの睡眠障害では嗜好品(アルコール、カフェイン、ニコチン)などの薬理学的要因も多く見られます。中高年男性では、SAS(睡眠時無呼吸症候群)も要注意です。

 

3.精神生理性不眠症

精神生理性不眠症とは、いわゆる不眠症を指します。心配事があったり騒音が気になったりして不眠に陥ることは、特に珍しいことではありません。しかしこれがきっかけとなり、不眠の原因が取り除かれた後も不眠が改善されず、慢性化してしまうのがこの病気です。

不眠に加えて、日中は頭痛や倦怠感など、さまざまな症状を訴えますが、睡眠さえとればすべて解消すると思いこみ、“何とか眠らなくては”と焦り、ますます不眠が悪化する悪循環に陥りがちです。

 

 

次回は、快眠の方法に関してまとめます。

 

 





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