またまた、睡眠についての情報です。眠りのための総合サイトとして「快眠推進倶楽部」というサイトを見つけて、睡眠に関する役立つ知識を紹介しましたが、今回は特にサラリーマンなど働く人に関係する情報をまとめてみました。新年早々、寝不足で仕事の調子が今一つにならないよう、このサイトの知識を活用して快眠を目指したいと思います。

今回は、快眠の方法に関してです。

 

 快眠推進倶楽部 - ビジネスマンの睡眠障害

 

 

4.休日の過ごし方

1週間の睡眠不足や不眠のストレスを解消しようと、週末にはお昼ごろまで寝てしまう人も少なくないでしょう。しかし、体内時計のリズムは、太陽の光を浴びることでリセットされ、そこから約1516時間後に眠気が出現し、心地よい眠りに導かれるよう調整されています。

仕事がない日でも、できるだけ普段と同じ時刻に起床し、朝の明るい光を浴び、体内時計をリセットして、生体リズムを整えることが大切です。

 

5.昼寝のすすめ

昼食後に眠くなってしまう経験をお持ちの方も多いと思います。これは、私達の体が「午後に眠くなる」という生体リズムを持っているからです。 最近の研究から、昼食後から15時頃までの間の1520分程度の昼寝は、眠気を解消し、その後の時間をすっきりと過ごすのに役立つことがわかってきました。

 

6.睡眠薬の活用

睡眠薬には「依存性がある」、「死に至る怖い薬」、「認知症になる」といったイメージを持っている人も少なくありません。たしかに、かつて使用されていたバルビツール酸系の睡眠薬ではそうした問題点がありました。しかし、現在多用されているベンゾジアゼピン系あるいは非ベンゾジアゼピン系薬剤は、バルビツール酸系の睡眠薬とは作用機序が全く異なりますので、前に述べたような不安を抱く必要はありません。むしろ適切に使用することで、大変効果的な治療手段となります。

<睡眠薬の正しい飲み方>

ベンゾジアゼピン系または非ベンゾジアゼピン系薬剤にはさまざまな種類がありますが、効果の持続時間によって超短時間型・短時間型・中間型・長時間型の4種類に分類されます。これらは不眠のタイプにより使い分けられ、例えば寝つきの悪いタイプには超短時間型、中途覚醒タイプには中間型・長期型、早朝覚醒タイプには長時間型、などが処方されます。

睡眠薬の量についても不眠のタイプ、年齢などにより個別に処方され、患者さんの経過を見ながら調節・変更をしていくので、医師の指示通りに服用することが大切です。眠れる自信がついても止めるのもゆっくりと勝手に止めないで、服用状況や不眠の症状を正直に話し、睡眠薬に対する不安や疑問があれば、遠慮せず納得するまで相談するようにしてください。

 

 

次回は、働く世代の快眠十ヵ条についてまとめます。 

 


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