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(株)mpi松香フォニックス認定 フォニックス指導者、小学生英語指導者
鳥取県米子市のソフィア英語教室です
「日本語と英語はどれだけ異なった言語なのか」
こういう授業って、昭和生まれの私は小学校や中学校で習ったり、
意識する機会がなかったんです。
なので、今日は例を挙げて考えてみたいと思います。
以前、観光地で撮った展示の日本語表記です。
日本語は、ひらがなとカタカナ(音節を1文字として表す)、漢字(表意文字)、漢数字またはアラビア数字を混合させて
表記するという世界的にも珍しい言語なのだそうです。
よく考えたら、日本語=いろんな文字をミックスさせている読み書きの難易度が高い言語なんですね。
しかも、縦書きもでき(上から下に)、横書き(右から左)もできるとこも、
当たり前に思っていますが、これは海外の人からみたら当たり前ではない。
英語は横書き、(右から左)で縦書きはないですね。
上とまったく同じ意味の表記は、英語の場合アルファベットだけで
表せます。そして、アルファベットは日本語のひらがなと違い、基本的には、
1音素=1文字です。(ひらがなカタカナは基本的には、2音素=1文字)
100万年前、という言い方を例に挙げてみれば、
Ten thousand years ago なので、6文字で「100万年前」と簡潔に表せる
日本語表記のほうが圧倒的に文字数が短くてわかりやすい。
さらに、日本語だと、習ってない漢字はふりがな表記さえあれば、小学生でも
読めてしまいます。英語だとそうはいきません。
英語の文中の、thには2つの発音があって、
Although と thousand は、同じ th という表記なのに、
音が違います。Although のth は有声音。
thousand のth は 無声音。
発音は分からないけど、意味はなんとなく分かる場合もあれば、
発音も意味も分からないような場合もある・・・・
単語自体を知らなかったら、発音も見ただけでは分からない場合もある。
そうなると、あー、英語を読むのは疲れる
日本語と英語は、
読み書きの面でも発音の面でも本当にかけ離れた言語だな、と
表音文字メイン、表意文字メインの言語・・・・、
そういうとこまで突き詰めて比較してみると、しみじみ分かります。
小学生時代から、
易しいレベルから難しいレベルに系統的に学べるフォニックスで、
ゆっくり、焦らず、読み書きの世界に入っていきましょう