9月の中頃まであんなに暑かった天気も朝晩を中心に今ではすっかり秋の風。
最近の経済ニュースも、そんな秋のムードと同じような色合いになってしまっています。
毎年3月・6月・9月・12月に日銀が直接企業に対しアンケート調査を実施する日銀短観。
その短観の9月の大企業製造業・業況判断指数(DI)はプラス8。
前回の6月短観からは7ptの改善となり、『良い話かな』と思いきや、2010年12月予測はマイナス1。
企業はすでに景気減速を警戒しているようです。
『日本の景気は踊り場に…』
なーんて見出しのニュースが飛び交っていますが、じゃあいつ景気が回復したのでしょうかね・・・?
以前、『8月最後の日に思うこと
』ということで、猛暑による特需に期待はしましたが、2008年以降、
“景気良くなった”なんて実感したことは僕は一度たりともなかったです。
雇用改善が思うように進まないまま、「9月の失業率と有効求人倍率」が明日に発表されます。
民間予測では失業率は5.1%と0.1%の改善を見込んでいますが、果たしてどうなることやら・・・。
そう。明日といえば、10月1日。いよいよ10月なんですよね。
3月を期末とすれば、残り半年。
そういうこともあり、いろいろと変化やスタートがみられるタイミングでもあります。
たばこも明日からいよいよ大幅値上げとなります。
今日(9/30)のたばこの売上高は前年の5~10倍を記録する(した)だろうと言われていますが、
明日からは潮が引いたかのように一気に閑古鳥となりそうな予感です。
コンビニの客単価も下がって、対前月比1~2割くらいは売上も凹むのではないかと戦々恐々です。
そして。
「新卒採用時期を4年夏へ」 という商社の呼びかけを横目にリクナビ2012がオープンします。
何をするにも同じことが言えますが、スタートダッシュが肝心です。
10月から求人サイトがオープンするからには、忙しくてもすぐに登録すべしです。
秋の訪れとともに不穏なニュースばかりが耳に入ってきますが、そんな暗い話題に過剰に反応
し過ぎずにしっかりと自分の足元を見つめて前を向いていきたいものです。