職務経歴書を書くとき、僕はいつも以下3点に気をつけて書くように転職希望の方
にはお伝えしています。
今日はその3点について書こうと思いました。
1.誰でもわかる表現
ついつい抽象的な表現や、専門用語を並べてしまいがちですが、それはご法度。
読み手は、同業他社や同業界で無い限り、具体的且つ汎用的な言葉じゃないと
あなたの経歴は伝わりません。
“友達にあなたの仕事(経歴)をどう伝えますか?”
ということを常に言っていますが、業界事情や自社をまったく知らない近親者に
仕事を伝えるような気持ちでまとめていくことがポイントです。
2.数字+5W1H
“その筆箱に何本くらいペンがある?”
という質問に、“けっこうある”と答えるのと、“4~5本くらいある”と答えるのとでは
相手に伝わる具体性が全然違ってきます。
営業職であれば、売上目標に対する結果を書くことは当然ですし、数字を求める
職種でなかったとしても、メンバー数や扱ってきた商材の規模をより明確に数字
で表現すると、相手はスッと頭の中に入っていきます。
また、“用事がある”より、“19時に駅で友人と待ち合せて映画へ行く”と伝えれば
相手はよりイメージが湧くように、5W1Hで表現することを常に心掛けてください。
3.自己PRは忘れずに(過去・現在・未来)
“職務経歴書は過去の経験を書くものだ”と言わんばかりに、経歴しか見ら
れない書類を多く見ますが、過去だけでは相手に響きません。
なぜなら、企業側は「社長賞を受賞した人」が欲しいのではなく、「社長賞を
獲ってくれそうな人」が欲しいからです。
過去や現在の栄光だけでなく、“今後●●していきたい!”といった未来に
向けたメッセージと意思を盛り込むことが大切です。そこに志望動機の要素
を盛り込めば、一石二鳥です。
以上が、僕が常にアドバイスしているポイントです。
少しでもこれからの転職活動の一助になればうれしいです。
あと、言わずもがなかも知れませんが、
・在籍していた会社の事業内容や従業員数、取引先
・2枚以上におよぶ場合は、ヘッダーやフッターでページ数を記入
という2点もお忘れなく★