1ドルがとうとう83円台をつけました。
実にこれは15年ぶりの円高水準。
そしてユーロも1ユーロ107円台に。
日経平均株価も年初来安値を更新して8000円台・・・。
企業の想定為替レートはどこもドルが85~90円、ユーロが110~115円程度。
明らかに円高過熱感があります。
それでも、政府日銀は相変わらず口先介入のみ。
為替は市場の番人であるべきで、国が肩入れしてしたら自国経済優先の保護経済になり、
資本主義が主流の世の中で市場の原理に相反します。
それは良くないことです。
ただ、ドルもユーロも安くなる(円の独歩高)ことを容認しています。
日本国として何も動かなければ、かなりの危機的状況に陥る可能性大です。
30日にいよいよ7月の失業率と有効求人倍率が発表されます。
6月の失業率と有効求人倍率 は、5.3%と0.52倍でした。
失業率は引き続き横ばいが予想されていますが、有効求人倍率は7月度も改善傾向になる
のではないのかと期待されています。
やっと雇用にも明るい兆しが出始めた中での異常なまでの円高。
何か手を打たなくてはいけないリミットに差し掛かっているように感じます。