がんばれサッカー日本!~スズキに学ぶ弱者の戦略~ | 名古屋で働く転職コンサルブログ

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名古屋で転職コンサルティング(転職相談)を始めて14年目となります。ブログを通して就活・転職・経済・経営のコト書いてます。

資本金、売上高は、国内最大手=トヨタ自動車の1/3以下


従業員で言えば、なんとトヨタの1/6以下!


(※売上高と従業員数は連結ベース)


それでも、インドでは他の追随を許さない50%以上の圧倒的

シェアを誇っている企業が東海エリアにはあります。


それは、、、


スズキ株式会社


トヨタ自動車や日産自動車、ホンダのようにフルラインアップで構え、

真っ向勝負で挑んでいては勝ち目がないので、創業以来一貫して

小型車に絞り、独自の商品展開でシェアを確保してきた企業です。


1973年から2006年まで国内の軽自動車販売34年連続No.1を保持!


ただ、その連続記録もスゴイんですが、それ以上に素晴らしい企業だな

とおもうところは、その記録に執着を持ち過ぎず、グローバルのニッチな

分野に資源を集中投下したところ。


普通は記録にこだわり続けてしまうモンです。

(野球でも連続出場とか・・・)


でも、日本だけじゃ戦えないという判断の下、いち早くインドという国に

目を向けて工場建設や販売インフラを整えていき、今では独壇場。


給与水準、事業継承云々は置いといて、、、スズキさんの戦略は見事!

(ちなみに、会社敷地内は当然(?)スズキ車以外はNGです)



これぞ、まさに弱者の戦略のお手本なのではないかと思います。


誰もやってない事をやってのけてこそ、弱者が生き残る道なんだろうな。


(※尊敬の念をもって“弱者”という言葉を使わせていただきました)




今日からいよいよ2010FIFA南アフリカW杯が開幕する。


岡田JAPANのサッカーは、スペイン代表やバルサ、レアルなどで

見られる最近流行りの“細かいパスワークでゴールを狙う”サッカー。


FIFAランク40位台の日本が、最近の主流だからって世界屈指(強者)の

サッカーを標榜して勝てるのだろうか?それが弱者の戦術なのだろうか。


バルサやレアルからたまーーーに大金星を挙げるクラブがあります。

(カウンターから電光石火で1点!)


その戦術は、古くからある堅守速攻型。

日本が勝つためには、そんな堅守速攻が適当なのでは?

なんてスズキの戦略を思い浮かべながら考えていました。


まぁ、とにもかくにも、日本人として応援しています。

岡田監督、選手のみなさん、悔いだけは残さず燃え尽きてください!

がんばれ日本☆