デジタル部材を大幅増産
今日の日経新聞朝刊1面の見出しでした。
テレビ等でも、新興国の景気回復力とスピードは予想以上で、
それに伴なう日本企業の売上回復が鮮明になってきたとの
ニュースをよく耳にするようになってきました。
ただ、雇用環境に目を移すと、依然厳しいまま。
(直近の4月の完全失業率で、5.1%)
じゃあ、本格的な(雇用環境の)回復は?
雇用指数は景気の遅行指数 なので、夏以降なのでは?と以前の
ブログで書きましたが、そううまく行くかどうかは不透明。
しかしながら、若干明るい兆しがあるのではないかと
期待したくなる事実も出てきました。
それは、、、人材業界の求人がチラホラ出始めているということ。
景気後退で大いに打撃を受けた業界の一つが、人材業界。
“売り手市場”だった2005年~2007年に社内のマンパワーを手厚く
するため、多くの人材関連企業がこぞって求人を募集。
(某大手人材紹介会社では、毎日23時位まで仕事してました)
それが、リーマンショックで一気に奈落の底へ。
大量のリストラを余儀なくし、辞めなかった社員だけで回していたが
ココに来て反撃の狼煙?
仕事柄、リクルート代理店の方やエン・ジャパンの方とも何人
か知り合いが居るので、その方達からも情報をもらえますが、
ボチボチ求人サイト関連のオーダーが持ち直しているようす。
全国的にみると有効求人倍率は、0.48倍で、前月比0.01ptの低下。
正社員の有効求人倍率でいくと、それの6掛け、7掛けくらいですが、
半導体やLEDといった一部の業界の活況が他分野(特にメーカー)へ。
そして、求人へと波及するかどうかがポイントだと感じています。
雇用環境の回復なくして、本格的な景気回復はなし!
なんとか良い方向に向かって行くことを願っています。