いち日本人として残念で仕方がない試合でした。
失敗からも得るものはある。
いや、失敗の時こそ学ぶべきものはたくさんある。
この試合を通じ、何を得て何を学ぶかは、僕はサッカー通ではないし、
サッカー関係者ではないので、それは選手、コーチ、監督に任せるとして。
僕が学んだ事は、組織として強さを発揮するためには、、、
いくら個々人が個性豊かであっても、
共通の目標・イメージが無ければ機能しないという事と、
上が目標をしっかりと描き、それを下に確実に伝え、
理解させる事が大切だという事です。
選手たちは目標とすべきサッカースタイルのイメージを全員が共通
して持っているのだろうか?
そしてその前に、上は“こういうサッカーをしたい!”というビジョンを
しっかりと明確に選手たちに与えているのだろうか?
「ベスト4に入る」
数字として目標を掲げる事は、上として当然です。
高い目標を立てるのは、別に何ら悪い事ではありません。
ただ、その目標達成に向けたプロセスは???
そのプロセスを下に伝えていないか、もしくは伝えてたとしても
うまく伝わってはいないような気がなんとなくしてしまいました。
会社でもそれはおんなじ。
売り上げを前年度比10%UPする
企業(経営者)は期首に目標設定をし、それを社員に伝え共有します。
でも、数字だけの共有だと、何処かで詰まってしまうものです。
“なんで10%上げなきゃいけないんだ?”
“どういう戦略で10%上げようとしてるんだ?”
“どうせ上の得点稼ぎ、私利私欲で10%上げたいだけだろ?”
経営者と社員との間に温度差が出てきてしまいます。
数字の目標設定と同時に、その数字コミットに向けたプロセスのイメージ、
長い目で見た会社の方向性を理解させ、共有化する事が大切だというのを
改めて感じた日韓戦でした。
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