飽食の弊害とでも言うのでしょうか。
お昼はよくコンビニで買うんですが、とにかく迷ってしまいます。
飲み物買うにしても、カップめんを買うにしても、弁当を買うにしても。
選択肢が多すぎて途方に暮れてしまう時があります。
悩んだ挙句、『ただいま唐揚げが揚げたてです。いかがでしょうかー?』
なーんて店員に勧められるがまま、もしくは自分の意思なく他の人と同じ
ものを買ったりすると、『自分は本当にこれが食べたかったのだろうか?』
と後悔の念にかられる時もしばしばあったりします。
ただ、『今日はこれを食べよう』って気持ちがある日はそこまで迷わず、
しかも、『これで良かった』と至福の気持ちになれる事が多いです。
これは仕事選びも同じなのかも知れません。
日本の株式会社数は100万社を優に超える。
上場企業に限って言っても、5,000社ほど存在する。
職種の数も3~4万あると言われている。
本日の日経新聞に2011年卒業の大卒採用計画数が載っていました。
採用抑制の底はうったものの、依然厳しい状況とのこと。
それでも企業が成長し続けていくために採用をゼロにする事はありません。
以前のブログ で書きましたが、就職人気ランキングで入っている企業は
あくまでも相対的な評価です。
その企業に入れたかと言って幸せなのかどうかは個人個人の価値観。
『あの会社、〇〇も受けるからオレも受けよう』
『あの会社、人気だからオレも受けよう』
会社説明会や面接まではこのノリで良いのかも知れませんが、
きっちり入社の判断をする時は、しっかりと覚悟を決めることが大切です。
そして何よりも、活動を始める前に“軸”を持っていないと、
つまるところ路頭に迷ってしまいます。
とにかく今は情報量が多く、選択肢が多い世の中です。
購買行動にしろ、就職や転職といった重大な決断の時にしろ、
飽食の弊害が潜んでいます。
『軸を持った人間でいよう』と自分にも言い聞かせている今日この頃です。