プロ野球に学ぶ会社経営 | 名古屋で働く転職コンサルブログ

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贔屓球団の中日ドラゴンズは広島にスイープ…。


野村カープの機動力野球に完敗です。


落合監督は先日、“チームは最悪期にある”と言っていたけど、まさしく

そんな最悪な状態が感じ取れた3連戦だったような気がします。


まぁ8年も第一線でマネジメントしている人だから、色々と手を打ってくる

のではないかと思いますが。


選手も監督が目指す“野球とは?”を熟知しているから進むべくベクトル

は見失わず今後も戦い続けていくでしょう。



社長の考えを社員が咀嚼し理解している企業は強いのと同じです。



さて。


宗教の話と同じくらい営業先でご法度と言われ波風が立つプロ野球ネタ


ですが、今日だけはどんな議論が起ころうが、いちプロ野球ファンとして、

そして会社経営に通ずる経営論としてプロ野球に関する事を書きたいです。



それは、金本知憲選手と真弓監督の判断に関して。


今日で連続フルイニング出場(1492試合)が途切れてしまった。


中日・岩瀬投手にデッドボールぶつけられ指を骨折しようが、元巨人・木佐

貫投手に頭部にデッドボールぶつけられようが、金本選手は不撓不屈の

精神で試合に出続けた。



ホントはめちゃくちゃ痛いのに。

それを我慢して。



「また真っ向勝負して来い!」

「気にすんなよ!」

相手ピッチャーが謝罪に訪れても、どってこたない顔をして追い返す。



ホントはめちゃめちゃ痛いのに。



その姿をナインは見ているんです。


だからこそ、赤星選手も危険を顧みないプレーに何度も挑んだんだろうし

鳥谷選手だってショートとしての連続フルイニング出場(340試合)プロ

野球記録を達成出来たのではないかなと思います。



『真弓監督がもっと早くスタメン落ちを諭すべきだった』

『愚かな監督』

『遅せーよ』


インターネットではこのようなコメントがたくさん寄せられていました。



大ベテランの人が、誰よりも早く職場に来て、休日だって返上で・・・。


『がんばって出場しようよ』

首脳陣はそう激励したらしいです。


無遅刻・無欠勤で一生懸命になっている大先輩が会社に居たら、

僕が管理職の立場であっても第一線で起用し続けるでしょうね。


その人の姿を見て、みんなに成長してもらいたいから。


また逆に、後輩だったとしても、

『アノ人に助けてもらった時の分まで絶対オレが何とかしてやる』

『風邪気味だろうが何だろうが仕事は出続ける』

僕だったらそう思っちゃいますけどね。



この辺りの意見が別れるのは百も承知。


数字、結果を出し続けなくてはいけないから企業も球団も必死。

そりゃ温情なんて出しちゃいけないんだとも思う。特に野球の世界はね。



ただ、数字・数字にこだわり過ぎた結果、日本は自殺大国になっている。

年間自殺者は1998年から3万人



結果も大事。


でも、結果と同じくらい大切な何かを日本は忘れつつあるような気がします。



さいごに。

金本選手、また他球団のファンが腹立つくらいのホームラン。

ライトスタンドへぶち込む姿待ってます。