15勝! | 修三郎のジャイアンツ兄さんブログ

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2024年、俺も「新風」を吹かせるぞ!

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 ◆阪神2―4巨人(25日・甲子園) 内海が7回1失点で、リーグトップに並ぶ自己最多の15勝目を挙げ、徳俵に足が掛かりそうなチームを救った。打線は3回、藤村の先制中前打や阿部の右犠飛、フィールズの右前打で3点を先行。7回は失策によるチャンスを坂本が中前打で4点目に変えた。内海は7安打されながら自責点0でしのぎ、防御率1・59で吉見(中日)を抜いてトップに立った。負ければ阪神に並ばれる危機をエースが止めた。

 自然と笑みがこみ上げた。歓喜のハイタッチを終えた後。三塁ベンチに戻って水を飲み、一息ついても内海の顔がほころぶ。「1試合ずつという気持ちで投げた結果、15勝できたことが素直にうれしいです」。自己最多となる15個の白星を積み重ねた達成感で、口もとがゆるんだ。

 気持ちで勝った。19日の中日戦(東京D)で5回持たずに6失点KOされてから、早出練習で下半身強化を徹底した。下をしっかり使えるようになり、体が前に突っ込んで上体に頼った投球を修正した。

 最速143キロの直球はキレが抜群。要所でフォークなど変化球を振らせ、走者を出しても点は与えない粘りを取り戻した。「今日は特に負けられない一戦と(自分に)言い聞かせていた。まだ試合も残っているのでもっと上を目指したい」。7回を7安打1失点(自責0)でしのぎ、チームの左腕では新浦以来、32年ぶりの15勝をつかんだ。中日の吉見に勝ち星は並び、1・59とした防御率は、0・01差で1位に返り咲いた。

 今年は嫌われ続けた甲子園だった。今季、巨人が初めて訪れた3月13日。阪神との合同実戦練習で8連打を浴びるなど、5回12安打7失点の失態を演じた。「あくまで合同練習ですから」と強調したが、強がりだった。

 「本気で開幕投手を狙っていたし、どれだけ大事な試合かは分かっていた。どんな時でも打たれていい試合なんてないんです」。開幕投手を東野に譲るだけでなく、シーズン序盤は阪神戦の先発を2度も回避され、首脳陣の信頼を失った。「悔しさしか残ってない」。必ず払しょくする。強い気持ちで臨んだ今季最後の甲子園公式戦で、ようやく挙げた先発初勝利。リベンジを果たした。

 エースの粘投で、伝統の一戦を1勝1敗1分けで終えた。大きな1勝に、原監督のほおもゆるんだ。テレビ会見の冒頭で「昨日の敗戦から、今日の勝利の意味は?」と“むちゃぶり”されても「どんな意味と言われても、へへへ。そうですね。いい意味だと思います」と笑みがこぼれた。内海については「立ち上がり、ちょっと不安定だったけど、しっかり修正しながら非常にいい投球をしてくれた」とねぎらった。

 首位のヤクルトには、6ゲーム差をつけられているが、内海は堂々と言った。「まだ優勝を狙っているし、1試合1試合勝っていけばいけると思う」。その言葉には重みがあった。(スポーツ報知)


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こんにちは。


選手会長・内海が15勝到達・・・20勝するんだろ!・・は置いといて、自己最多の数字に手が届いたことには心から祝福したい。

安打されても、走者を背負っても、ホームに返さなければいいのだ。それが、今の東野に出来なくて、内海には出来ている。その差が15勝と7勝という差になっているということだと思う。


しかし、内海もここまでくるのに相当砂を噛む思いをしてきたはずだ。タイガース戦は得意なはずだったのに、相手に研究されて思うような結果が出ない時期もあった。それがよりによって開幕投手を争っている時期に・・しかし、彼がここまで成績を伸ばしたのも、ある意味「開幕投手を逃した」という事実が彼を駆り立てたと言ってもいいのかもしれない。


「言葉で鼓舞させる」事と「背中で引っ張る」事のバランスがうまく取れた事が15勝につながった。内海、本当におめでとう。そして、東野や澤村が、そんな彼の姿を観て発奮していってくれるよう願っている。


今年最後の甲子園は1勝1敗1分け、完全なる星の潰し合いになってしまったね。でも、それも「伝統の一戦」の名が成せる業なんだと思う。この不思議な空間に一度身を置いてしまうと、結果を抜きにしても「またこの地に行きたくなる」それが甲子園だ。別の話だが、高校球児が憧れるのに値する球場と言えるのではないだろうか。


そんな甲子園に今年はスケジュールの折り合いがつかず行くことが出来なかった。来年こそは、またこの地に戻ってきたいと心に誓っている今日この頃だ。


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