自分さえしっかりすれば・・ | 修三郎のジャイアンツ兄さんブログ

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2024年、俺も「新風」を吹かせるぞ!

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 ◆広島1―2巨人(27日・マツダスタジアム) 巨人は同点の8回2死三塁で、長野が7日に左頬に死球を受けた今村から、中越え三塁打を放って逆転勝ちした。1点を追う7回には、23イニングぶりの得点となる阿部の適時打で同点に追いつき、3番打者のV打を呼んだ。先発の東野は7回5安打1失点で6勝目。チームは5割に復帰し、阪神、中日と並んで2位浮上、首位ヤクルトとのゲーム差を4・5とした。

 悪夢を思い出すことはなかった。長野は無心で打席に入った。左足を力強く踏み込んで放った弾丸ライナーが、中堅のフェンスを直撃した。三塁に滑り込むと、右手を思い切り振り下ろし絶叫した。「東野がいい投球をしていたので(代打で)代わった回に何とかしたかった。良かったです」。普段はあまり感情を表に出さない男の渾身(こんしん)のガッツポーズが、チームに勇気を与えた。

 同点の8回2死三塁だった。マウンドには2番手の今村。7日の広島戦(マツダ)では顔面に死球を受け、頬骨にひびが入って4試合欠場した。それ以来の対戦だったが意識することはなかった。「全然分かんなかったです。忘れていました。勝負してくると思った。思い切っていこうと思っていました」。カウント1ボールからの2球目、真ん中低めの直球をジャストミート。勝ち越しの適時三塁打で、決勝点を叩き出した。

 統一球の影響について「今年は飛ばないです」と感じているが、対策は練っている。低反発球に負けないためには、しっかりバットを握ることが必要と考え、グリップに他の選手より多く滑り止めのスプレーをかける。そのため、打撃用手袋の手のひら部分の消耗が早く、一般的に5、6試合で新品に交換するところを、2、3試合で換えるという。気分転換の意味も込め、今季からホーム用を昨年までの白、ビジター用を黒と使い分けている。

 昨年までは右翼を守ることが多かったが、今年は中堅に定着。相手打者のスイングが見やすくなった。首位を走るヤクルトの各打者には「みんなセンター方向に打ってくる」と感心。センター返しの大切さを痛感し、試合前の打撃練習でも強引に引っ張ることはしないように心掛けている。この日の決勝打は、イメージ通りの打撃。原監督は「価値ある打ち方でした。この間の件(死球)はともかくとして、右投手を攻略するにはああいう打撃でしょうね」と絶賛した。

 負ければ5位転落だったが、長野の一振りでチームは勝率5割に復帰。阪神、中日と並んで2位に浮上した。「今日の勢いを出して、また明日からやっていきたいです」。打率3割7厘でリーグトップの頼れる男が、これからもチームの危機を救っていく。


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 東野は、殊勲打を放った三塁ベース上の長野めがけて右拳を突き上げた。7回を投げきり、同点のまま代打を送られたが、直後の逆転で白星が舞い込んできた。「今日の勝ちは一番うれしい。点を取ってくれた野手の皆さんに感謝しています」。好投が報われた。7回5安打1失点(自責点0)。粘り抜いて6勝目を手にした。

 後半戦に先発復帰してから本格導入したチェンジアップで、完全復活した。「調子が良かった。フォーク、チェンジアップの精度が上がってきましたし、何よりスライダーのキレも戻ってきた」。球種が増えたことは、精神的にも影響した。前半戦は精神的な粗さが目立ち、勝負どころで痛打される場面が目立った。川口投手総合コーチは「球種が増えてマウンドの余裕が出てきた。最近は精神的にも明るくなった。成長した」。もう前半戦の東野ではない。

 初回、嫌な形で先取点を許した。2死二塁から連続四球で満塁のピンチを背負うと、無人の二塁へけん制悪送球。三塁走者の生還を許した。「(けん制の)サインでした」それでも崩れなかった。

 原監督は「あれだけ相手投手(前田健)がいい投球をしている中で、自分に白星がついたのは、彼にも大きい」と右腕をたたえた。自身4連勝で、一時は6まで膨れあがった自分の借金は2にまで減った。昨季は前半戦で11勝を挙げながら、13勝にとどまった。「今年は夏場にしっかり勝てているので、練習の成果が出ていると思う」。自信を手にした頼もしい東野が帰ってきた。(以上、スポーツ報知)


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おはようございます。


長野が今村から決勝打・・・顔面死球を受けた相手に見事にリベンジを果たした。


あの死球のケガなんか完治してないよね。「忘れてました」なんてすっとぼけていたけど、忘れてる訳はない。私だったら、死球を受けた相手投手のことを必要以上に意識してしまうかもしれない。


しかし、長野は大した奴だ・・プロで成功するためには、少々のケガなんかおくびにも出さないくらいの精神力を持つことなのか・・と身を持って教えてくれているかのようだ。


恐らく「峻を援護したい」の一心で打った一打だろう。東野は初回に失点したものの、2回以降は立ち直って粘りの投球を見せていた。これで援護できなかったら、前回の澤村と同じ事になってしまう。2試合続けての体たらくでは、合わせる顔がないというものだ。


東野も、打線の援護を粘り強く待ったから、報われた結果となった。「勝ち星」がついたという事実は大きい。前半の借りを返すまで、あと「2」・・いやいや「後半戦は全部勝つ」意気込みを忘れずに、これからも戦って欲しいものだ。


自分さえしっかりすれば、周囲の雑音なんて気にすることはない。長野と東野がそのことを体現してくれた昨日の試合だった。


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