澤村を「育てる」 | 修三郎のジャイアンツ兄さんブログ

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2024年、俺も「新風」を吹かせるぞ!

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 (交流戦、オリックス3-2巨人、4回戦、オリックス3勝1敗、12日、京セラD)巨人は12日、オリックス4回戦に2-3で敗れ、連勝はならなかった。先発のドラフト1位・沢村拓一投手(23)=中大=が7安打3失点で完投したが、前日11日にベストメンバーがそろったはずの打線が2点どまり。期待のルーキーは5敗目(2勝)を喫した。

 呆然(ぼうぜん)と打球の行方を追う。八回二死二塁。北川に投じた146キロの直球を左翼席へ運ばれた。沢村は125球を投げ、7安打3失点8奪三振。チーム最多の2度目の完投は、白星に結びつかなかった。

 「最少失点で抑えていれば、いつか均衡は破れると思っていました。中盤から終盤にかけて安定したけど、まだまだ課題があります」

 最高球速は一回の151キロ。八回にも149キロをマークし、最後までスピードは落ちなかった。中盤以降は変化球も安定。直球の切れも増した。8回3失点は先発として合格点。しかし、援護が2点しかなかった。

 今季のルーキーではワーストの5敗目を喫したが、投球回はリーグ2位タイの69回1/3。61奪三振もリーグ2位に並ぶ。しかし、先発した10試合で打線が5点以上取ってくれたことは一度もない。

 原監督は「なかなか援護がないね。みんなも育てられてきたわけだから、ベテランクラスが彼を育てないと」と沢村をかばった。将来のエースは我慢の投球を続けるしかない。(サンケイスポーツ)



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こんにちは。


澤村は、昨日も相手のエース対決に投げ勝つことができなかった・・・彼が「エース」と呼ばれるためには、いかにして相手エースに投げ勝つことが出来るか、これが重要だ。


北川への1球は明らかに失投だろう。そもそも北川と勝負する必要があったのか、という声もあるけれど、これは勝負のアヤの中で起こったことなのだから、仕方のない事だ。これも勉強、と思って高い授業料を払ったと思うしかない。


「みんなも育てられてきたわけだから、ベテランクラスが彼を育てないと」原監督は澤村をかばったという・・選手たちは今、自分がここにいるのは自分も若い頃先輩たちに教えてもらい、支えてもらったということを忘れてはいけない。「自分一人で大きくなった」気でいるとは、まさか思っていないだろうから。


ジャイアンツの伝統というのは、「先輩が後輩をきちんと教える」ことだったはずだ。一時期、それが崩れた時があったのだが、この伝統が再び機能したときにチームが輝きを取り戻したのではないだろうか。


現状、澤村は、相手チームから高い授業料を払って勉強しているだけで、見返りがあまりに少ない。これでは澤村が気の毒というものだ。


「育ててもらえないなら、自分で自分を育てる」・・そう考えるなら、それでもいいだろう。彼だってプロだ。しかし、プロとしてはまだまだ1年生、先輩を頼りたい時は頼っていいのだ。それが「先輩」の存在理由というものではないだろうか。


澤村が、「育ててくれるのを待っている」選手でないことは、もう皆わかっているはずだ。道を間違えそうなとき、正しい道へ導いてくれるのは、実は監督でもコーチでもなく、「先輩」の存在なのではないだろうか。


澤村の試練はまだまだ続く。しかし、澤村ひとりに「試練の道」を歩ませてはいけない。「後輩の試練は先輩の試練」でなくてはいけない。澤村もひとりで乗り越えられないのならば、人の助けを借りて乗り越えていけばいい。そして、先輩たちは、澤村と一緒に険しい山に登るつもりになって欲しい。それが先輩たち自身のためにもなるはずだ。


「人を育てる」ということは「自分を育てる」ことにもつながる。そう思って澤村に手を差し伸べてもらいたい。


私たちは、ひたすら応援するのみ。頑張れ澤村!頑張れジャイアンツ!!




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