新しい「55番」像 | 修三郎のジャイアンツ兄さんブログ

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2024年、俺も「新風」を吹かせるぞ!

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◆交流戦 日本ハム3―4巨人(21日・札幌ドーム) 若きリードオフマンが、札幌Dでの連敗を7で止める原動力となった。今季初スタメンで初の1番に抜てきされた大田が1回に三塁強襲安打で出て、先制のホームを踏んだ。2番の藤村、3番・坂本も得点に絡む働き。高卒ドラフト1位の野手が3人そろって先発するのは球団史上初。再び貯金1とした原監督も「堂々としていて良かった」と若い力を評価した。意外に、これが巨人の「近未来」打線かもしれない。

 足跡が付いていないバッターボックスに入る前、大田は一つだけ胸に誓った。今季初スタメンが、プロ初体験のトップバッター。「勢いを持っていくしかない。切り込むという強い気持ちで臨みました」。ストライクは全部、振った。フルカウントからの7球目、真ん中直球をたたいた痛烈なゴロが三塁手・小谷野のグラブを強襲した。全力で一塁を駆け抜け、プロ2本目の安打を勝ち取った。

 耳を疑った。試合開始1時間前。フリー打撃の後、岡崎ヘッドコーチに呼ばれた。「1番な」。何度も「本当ですか?」と聞き返した。練習の内容が良かったのか、予定の下位打線から急きょ昇格した。東海大相模高2年以来の1番。「緊張はしたけど、いい緊張感の中でできた。仕事ができたかな」。坂本の二塁打で先制のホームを踏んだ。前日(20日)、1点しか奪えなかった打線に活気を与えた。

 4回1死二、三塁では、右翼へ今季チーム初の犠飛を放ち、貴重な追加点を挙げた。カウント2ボール2ストライクから軽打でチーム打撃に徹し、低めのシンカーをすくい上げた。「追い込まれてから、どういう打撃をするかを2軍でやってきた。最低限のことをクリアできたのは成長の証しかと思います」。1安打1打点。三塁の守備でも2度の守備機会を無難にこなした。

 プロ初安打となる決勝打を放った18日の楽天戦(Kスタ)の後、東海大相模高の恩師・門馬監督に電話を入れた。興奮のあまり「持ってます!」と報告すると「持っているのは斎藤佑樹だけだぞ」と冗談交じりにたしなめられた。翌日、冷静になって考えた。「次が大事。これで終わったら意味がなくなってしまう」。やっとつかんだ成功をつなげていくため、気持ちを切り替えた。

 高卒ドラフト1位の野手が、3人そろって先発するのは球団史上初めて。原監督は「(打順編成に)そういう意識はないけど、結果としてそういう人たちが集まった。このメンバーの中で、力で(先発を)勝ち取っている」と大田、藤村、坂本による上位打線の働きを認めた。08年から続いたチームの札幌Dでの連敗を7で止め、貯金1。そのキーポイントが大田の起用と活躍だった。指揮官は「最善策の用兵。堂々とやっている。このゲームで勢いがついた」と絶賛した。

 大田は「1軍で一番若いのでフレッシュさを出していきたい」と一層の活躍を誓った。2軍で今季14盗塁の俊足。先代の松井秀喜(現アスレチックス)とは違う、新しい「55番」像を築いていく。(スポーツ報知)



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おはようございます。


1番・大田、2番・藤村、3番・坂本・・報知の記事にあるように、これが実はジャイアンツの「近未来打線」なのだろうか。


たびたび書いているが、ケガ人続出で大失速を演じた2006年と決定的に違うのは、この「若い力」の存在。この事は2006年の教訓を踏まえた部分もあると言えるだろう。


大田の1番・・坂本の1番がありなら、大田だっていいんじゃないだろうか。実際、大田はイースタンで盗塁王争いをしている訳だし。これで、小粒になってしまうか、坂本の後に続けるかは本人次第・・結局は本人次第って事なんだけど、どんなところでももらったチャンスはチャンス。勝ち取るのは自分の力でしかない。


確かに、プロ初安打はポテンヒット、2本目は内野安打というのは、本来期待された大田の「イメージ」と違うかもしれない。しかし、プロとして生き残るために形振り構っていられない姿勢がそうさせるのならば、今はがむしゃらにしがみついていったらいい。がむしゃらにやるだけが能じゃないけど、若い頃ってそういう部分も大事だから。


「55番」ゆえに松井秀喜の残像が常につきまとう。でも、やっぱり大田は大田だ。彼には新しい「55番」像を模索していって欲しいと思っている。


今年はとにかく1軍に定着する・・その強い気持ちを持ち続けていれば、彼自身にとっても、ひいてはチームにとっても明るい近未来が見えてくる。



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