点の取られ方、凡退の仕方 | 修三郎のジャイアンツ兄さんブログ

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2024年、俺も「新風」を吹かせるぞ!

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◆ヤクルト4―1巨人(27日・静岡) 巨人は2戦連続で逆転負けし、勝率5割を切った。2回1死三塁から加藤のスクイズで1点先行も、先発・内海が直後にソロ2発を浴びてしまう。4回にも1点を失ったエース左腕は、5回途中で降板。通算2000安打にあと6本の小笠原も、3打数無安打1四球で13打席連続ノーヒットだ。雨で58分間という長い中断を挟んだ試合に敗れ、巨人は今季2度目の借金生活となった。

 口を真一文字に結び、内海は厳しい表情で帰りのバスに向かった。4回1/3を3失点で今季初黒星。09年9月5日(東京D)から自身6連勝と得意にしていたヤクルトを相手に、粘りの投球はできなかった。「調子は悪くなかった。細かいコントロールやミスのない投球を心がけないと…」。自分に言い聞かせるようだった。

チームの勢いをそぐ、らしくない失点だった。2回1死三塁、加藤が今季チーム初となるスクイズを成功させて先取点を奪った。直後の守りで先頭・畠山に、外角のチェンジアップを左翼席に運ばれると、1死後にはバレンティンに内角の甘い直球を左翼席場外まで飛ばされ、簡単に逆転を許した。「2人が調子がいいのは分かっていた。勝負に行くところで甘く入った」とエース左腕はうなだれた。

 試合開始直前から雨が降り出し、途中では58分間の中断もあった。降雨コールドの可能性を考えれば、常にリードしている状況を作り出すことが必要だった。チーム一丸でスクイズで得点した直後の失点。原監督は「点の取られ方というのがありますね。ああいう形(スクイズ)で取った後ですから。ずっと0は難しいけど、内海らしくない取られ方」と反省を促した。

 前日(26日)に続き、打線は先発投手を見殺しにした。2年目で初めて5番に座った長野は、1回と3回に、ともに2死一、二塁で凡退。3番・小笠原も3点を追う7回2死一、三塁で三振に倒れるなど、この日も3打数無安打だった。指揮官は「(由規に)いい投球をされてはいたけど、ここ、という時の集中力というか、チーム全体で襲いかかるというのがない。打席に入った1人だけで戦っている」とつながらない打線に苦言を呈した。

 開幕から5番に座っていた高橋が、前日の守備で左脇腹を打撲。大事を取って出場を見合わせた。やはり、頼れるのは3、4番コンビだが、小笠原はこれで13打席連続無安打と結果が出ず、7回の守備からベンチに下がった。打順の組み替えもテコ入れ策の一つだが、岡崎ヘッドコーチは完全否定。「それは考えてない。打順を変えてもガッツにチャンスは回ってくるし、それが彼の宿命だから」と選ばれた選手だけに与えられる試練として、乗り越えてもらうつもりだ。今季2度目の連敗で借金1になったが、下を向いている暇はない。(スポーツ報知)



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おはようございます。


前日から一転、58分の中断を含んでの雨の中の試合・・現地観戦された方々、本当にお疲れ様でした。


静岡からわずか70キロ西の浜松は早々に雨天コールド、しかし草薙球場は最後まで試合をやりきった・・まぁ、それも野球だからどうこう言っても仕方がない。


ジャイアンツがスワローズに連敗・・開幕2連戦と全く同じ組み合わせの先発投手。この2試合でキッチリ借りを返されてしまった。


4月は一切本拠地で試合ができないというハンデを背負ったジャイアンツ・・なかなか成績が右肩上がりにならないのはある意味致し方ない。しかし、同じ負けでも「負け方」ってあると思う。


投手も、常に0点で抑えられる訳ではない・・点を取られる事だってある。問題は「点の取られ方」だ。


どんな一流バッターでも、いつでも打てる訳ではない・・7割は失敗する。問題は「失敗の仕方」だ。


狭い球場で不用意な被弾をした内海、打撃不振の中チャンスで結果を残せなかった小笠原・・その意味は本人たちが一番わかっているはずだから、外野がどうこう言っても埒が開かない。しかし、彼らに「怒りの矛先」が向けられるとしても、それはそれで止むを得ないところだ。なぜなら、彼らには「点の取られ方、凡退の仕方」にも注文がつけられる立場にいるからだ。


選手会長とキャプテン代理、今のチーム状態をも背負っていかなくてはならない2人。彼らは「勝って欲しい」試合での登板を命じられ、「打って欲しい」場面で打席が回ってくる、そういう宿命の星にある。「選ばれた者」故の宿命を背負っているのだ。「自分のためだけの仕事」をさせれば、もっとのびのび仕事をするだろう2人だ。



しかし、自分の立場を嘆いている暇はない。また今日も試合がある。試合が始まったら自分の仕事に集中するだけ。そこに至るまでの準備をいつもどおりやって、結果は神のみぞ知る。しばらくはそうやって我慢していこうではないか。


まだまだシーズンは長い。今が底辺だと思えば、後は上がっていくだけ、そう思うためにも下を向いていてはいけない。それは選手ばかりでなく、私たちファンもだ。


・・・それにしてもガッツの「2000の重圧」ってきっと我々の想像以上なんだろうな。2000までが大変で、それをクリアーしたら、きっと鬼のように打ち出すんじゃないかってさえ思う今日この頃だ。



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