私は私で何も悪くない | 私をおかしいと言ったあなたへ

私をおかしいと言ったあなたへ

夫に対する愛情が冷めてしまった私の日記。

 お茶挽きましたなんてのは私だけ。色んな方のブログを読んでみるが、本指名さんが3人来ましたとか、お礼日記にはたくさんの差し入れを載せていたり、レベル高い人ばかり。如何に自分の市場価値がないのか知ら示される。それはそれで希少性高い。極々稀だが、風俗で働いてるっぽくないのがすごく良いと気に入ってくれるお客さんがいる。彼もその1人だろう。しかしこの仕事では万人にうけなければならない。

 冷静になれば金に困っているわけではない。お小遣い程度の金が手に入ればいいなくらいの気持ち。稼げた日は運が良いだけ。個人的には絶対に付き合いたくない男ばかりを作り笑顔で相手にする苦痛極まりない仕事だ。いい加減辞めるきっかけになり良かったと思えばいい。

 随分前だが、本番を断った客から言われたことがある。

「せんかったらそれ以上の価値がお前のどこにあるんや。帰ってええわ。」

 どっかの社長かなんか知らんが、金持ち面して安いヘルスで本番出来ないとわかれば逆ギレし、このような暴言を吐いた。今ならあいつが恥ずかしい男だと無視出来るだろうが、当時は滅入った。男が放った言葉を鵜呑みにしか出来ず、生きてる価値を見失い病んだ。

 彼氏にだけ好きでいてもらえればいいと言い聞かせ自分を励ますが、その彼氏だって何時愛想尽きるかわからない。会いたいとは言いながらそれが本心なのか信じることも難しくなってきた。事情があるのはわかっているのだが。もうしばらく会えない日々が続きそうだ。 

 パートの職場の挨拶程度以外で誰とも会話していない。実家に帰りたいが纏まった連休がなくそれも叶わない。何でもいい、他愛も無い話を出来る人が傍にいればいいのに。一人は楽だが孤独は寂しい。