町田樹 もっとできる | フィギュアスケート研究本

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究極の演技を目指して

2012年10月26日 大阪日日新聞

スケートアメリカ 町田樹(下)

 20日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカの男子フリーが行われ、小塚崇彦(トヨタ自動車)が合計251・44点で優勝、SP首位の羽生結弦(宮城・東北高)は合計243・74点で2位、町田樹(関大)は合計229・95点で3位に入り、念願のGP初の表彰台に立った。

 「ここまで来るまで山あり谷ありで挫折も何回もあった。でも、こうして自分の目標が達成できて幸せ」と喜ぶ一方で、「今回は順位よりも230点の成績を取るという目標で臨んだので、それには0・05点足らなかったのが悔やまれる。次の中国杯では目標点数を満たして再びメダルを狙いたい」と気を引き締めた。

 今回の大会での最大の収穫は「ファイブ・コンポーネンツ(演技構成点・演技全体を五つの観点から評価する表現力の点数)が80・14点まで伸ばせたこと」だと町田は言う。フリーの「火の鳥」は先シーズンの四大陸フィギュアスケート選手権でアシュリー・ワグナー(アメリカ)の演技に魅せられてから、振付師のフィリップ・ミルズ氏による「『火の鳥』を滑りたい」と強く熱望してかなえた、とっておきのプログラムだ。

 衣装、振り付け、演技表現に至るまで細部にまでこだわり作り上げた町田の自信作でもある。「プログラムが高く評価されて本当にうれしい。もっと自分の演技表現に磨きをかけて、なおかつエレメンツを成功させ、究極の演技に達するよう頑張りたい」。表彰台に上がったからこそ見えたものがある。その先の夢に向かって町田の目標はさらに高くなった。

もっとできる

 秦安曇コーチの話 SPとフリーのあのパフォーマンスを見ていて思うことは、もっとできるはずということ。しかし、気持ちの入った演技をしてくれた。頑張ったと思います。結果的に表彰台に上がれたことは本当にうれしい。次の中国杯ではいつもの彼らしく、素晴らしい演技をしてほしいと思います。

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GP初の表彰台を決める演技を見せた町田

 アシュリー・ワグナー(アメリカ)の演技に魅せられてから、振付師のフィリップ・ミルズ氏による「『火の鳥』を滑りたい」と強く熱望してかなえた、とっておきのプログラムだ。 

町田選手の「火の鳥」、本当に良いプログラムでしたよね。

とっておきのプログラムだけあって、本人も気に入っていると思います。

自分で滑りたいと思い、まして創ってほしい方に振り付けしていただいて、演ずる時に思いが込められているでしょう。

それが良いプロと相まって、高い演技構成点に結びついたのだと思います。

中国杯でも、表彰台に乗りたいとの事、ぜひ叶えていただきたいと思います。



↓マッチ―頑張れー。≧(´▽`)≦


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