安藤美姫の素晴らしいSP | フィギュアスケート研究本

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解説は杉田秀男さん、実況は小林千鶴さんの動画です。

こちらの動画についていたコメントを紹介したいと思います。

もうこの解説が全てだ。

ジャンプが全て、特に3-2は2~3点のGOEがあってもいいよ­うな出来。

さらにジャンプの着氷後、スピンの姿勢、ステップの緩急までが完­璧。

そしてなにより体からしみ出してくる情感と優しさ、愛。

安藤美姫が「3-3だ4回転だなんてバカらしい」

とさえ言っているように感じられるような演技だ。


だそうです。本当にその通りですね。このSPは、全日本の時にも感じたのですが、泣きたくなるくらいジーンと来るものがありました。今回も、ミキティの演技に、うっとりとさせていただきました。

全日本で出た得点は、伊達ではなかったのですね。国際大会でも、しっかりと認めていただけました。

調子が余り良くなかったそうですが、風邪をひいてしまったのかもしれません。移動に12時間かかってしまったのが、原因だと思います。

なので今回も3-3は回避したのだと思います。しかし、今回これだけの評価をいただけましたので、3-3がきまれば、SPでの70点超えも可能かもしれませんね。


4大陸フィギュア:安藤「あとはジャンプ」…3月に照準

 フィギュアスケートの4大陸選手権第3日は19日、台北で行われ、女子ショートプログラム(SP)は全日本選手権を制した安藤美姫(トヨタ自動車)がほぼ完璧な演技で今季自己最高の66.58点をマークして首位に立った。

 3月の世界選手権で2連覇を狙う浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が回転不足と判定され、63.41点で2位。レイチェル・フラット、長洲未来の米国勢が3、4位で続き、鈴木明子(邦和スポーツランド)は57.64点で6位だった。

 男子はSPで首位に立った高橋大輔(関大大学院)、3位につけた羽生結弦(宮城・東北高)、6位と出遅れた小塚崇彦(トヨタ自動車)がフリーに臨む。(共同)

 ◇2連続3回転ジャンプ控え、安定感を重視…安藤
 今季4戦3勝と好成績を残しながら、安藤は一度もSPでトップに立てずにいた。「フリーよりも練習してきた」という成果を発揮し、シーズンの自己ベストを10点以上更新。待望の首位発進に、自然と表情が緩んだ。

 昨年12月のグランプリ・ファイナルからスローな曲調にプログラムを変更し、今大会で3戦目になる。6季ぶりに全日本女王に返り咲いた23歳は「音の細かいところまで聞きながら滑れるようになっている」と手応えを口にする。課題だったスピンでの得点の取りこぼしもなくなり「今後はジャンプに力を入れられる」と喜んだ。

 この日は朝から体調に不安を感じていたそうで、「あまり演技も覚えてない」と苦笑いした。台北入りしてからの公式練習で好調だった2連続3回転ジャンプを控え、安定感を重視して滑った。

 初優勝を飾った2007年以来、4年ぶりの東京開催となる3月の世界選手権に照準を合わせている。武器とする最高難度の2連続3回転は「練習ではできているので、試合でやれるまで完成度を上げたい」。さらなるスケールアップを誓った。(共同)

 ◇3回転半もう一歩 世界選手権へフリーで再挑戦…浅田
 浅田の浮かない表情が印象的だった。ミスと呼べるのは、両足着氷になった冒頭のトリプルアクセルだけ。だが、20歳の世界女王にとっては生命線のジャンプだ。昨年末の全日本選手権に続く成功とはならず「悔しい」と肩を落とした。

 台北に到着してから日に日に調子は上向き、期待は高まっていた。演技直前の6分間練習でも1回は「回りすぎて転倒」。もう1回はしっかり決めていた。「大きなジャンプを一発で決めるのは難しい。冷静な気持ちで臨めていなかった。やっと安定してきたけど、まだ波がある」と本番で失敗した原因を分析した。

 こだわりの大技は回転不足となったが、シーズン序盤に迷い込んだトンネルからは脱した。オフにジャンプを基礎から見直し「長い目で見て、来季につながればいいと思っている」と焦りも薄れてきた。

 フリーは「世界選手権につながる演技ができればいい」。再挑戦する3回転半を決めて弾みをつけたい。(共同)

毎日新聞 2011年2月19日 21時32分(最終更新 2月19日 23時06分)



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