7/14日
僕の誕生日の2日前だった。
帰国迄の残された時間は4ヶ月間、長いようで短い時間があっという間に過ぎて、ついに別れの時間になってしまった。
出発日はあっけなく終わってしまう。全てが慌ただしく、感傷に浸る暇などない現状で、5分も一緒にいれない有様だった。
何もできなかった、抱きしめるだけだった。
それだけだった。
頭が真っ白なり、しばらく呆然とした後、気がついたらいつもの場所でサーフィンをしている自分がいた。
何もかも忘れたかった。
ただがむしゃらに波を取って、ひたすら波に乗って、気が狂ったようにTAKE OFFしまくる。
前乗りしようが、関係ない。ロータイドてリーフがむき出しになってる場所であろうが関係ない。
汗と涙と鼻水と海水で顔がぐちゃぐちゃになりながら、泣きながら、叫びながら、ただただ気が狂ったように波に乗っていた。
限りなく透明に近い海水に囲まれて、ふと空を見上げると一機の飛行機が海水と同じ透明度の空に吸い込まれていく。
時間を見ると娘が出発する時間になっていた。数分後娘が乗っているであろう飛行機がまた透明度の高い空へと消えていく。
次会うときはもっと元気なダディーと会おうね。いっぱい動物園に行ってpeacock見ようね。
必ず治す。
吸い込まれて行く飛行機を見つめながら、硬い誓
いを刻み込む自分が海水に写っていた。
前に進むだけだ。



















