前々回、リスティング広告の話をしました。
グーグルは
・アドワーズ
ヤフーは
・スポンサード・サーチ
と言います。
PPC広告ともいいます。
グーグル、ヤフーの検索画面の、
上、右横、下の部分に出て来る
<PR>と書かれた部分です。
以前は、上の方に出て来るものは、
検索結果かな?と勘違いして
クリックしてしまいそうになりました。
でも最近は、みんなそれを知っていますから、
PPC広告に対する反応率が
下がってきているようです。
そこで、新手の広告手法が出てきました。
それはディスプレイネットワーク広告
といわれるものです。
グーグルは
・グーグル・ディスプレイ・ネットワーク(GDN)
ヤフーは
・ヤフー・ディスプレイアド・ネットワーク(YDN)
といいます。
コンテンツとコンテンツの間に
広告を表示できるので、
ユーザーの目に入りやすい、というのが特徴です。
日本で最も有名なポータルサイトは
ヤフー!JAPANです。
特に、トップページは、
コンテンツの見出しや画像が、
たくさん掲載されています。
そのコンテンツとコンテンツの間に、
大きな動画や、見出しみたいなキャッチコピーや、
従来のバナーが表示されています。
いちおう<PR>と書かれていますので、
通常のコンテンツと区別できるのですが、
注意深く見ないとわからないので、
ほぼ自動的に目に入ってきてしまうわけです。
以前はバナー広告だけでした。
でも今は、動画が幅をきかせていますよね。
TVのCMみたいなものです。
また、スマホのページにも
バーンと出てきます。
これは目立ちますね。
この広告は、
あなたの趣味・趣向に合わせて、掲載されます。
あなたにむけての広告というわけです。
しかも、いろいろなポータルサイトで
自動的に何回も出てきます。
まるで、あなたを追っかけてくるように(笑)
そのカラクリは、
過去にあなたが買った商品やサイトの情報が、
ヤフーやグーグル側で、
リスト化されているからです。
これをグーグルでは「リマーケティング」、
ヤフーでは「サイトリターゲティング」
と言う名前でよんでいます。
前回、ネット広告は年率10%伸びていると
書きましたが、こうやって新しい広告の手法が
どんどん出てくるわけです。
今後も何か新しい方法が出てくるのでしょうね。