shunのブログ

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何かアイディアを考えようとする時、ひらめきにたよっていませんか?

 

ひらめきを待っているだけではアイディアは生まれません。

 

ある日突然

 

「ユリアー!!!!!!」(by ケンシロウ)

 

ではなくて・・・(^0^;)

 

「ユーリカ!!!!!!」

「エウレカ!!!!!!」

 

と言ってお風呂を飛び出したアルキメデスのように、
とんでもないくすごいアイディアや考えがひらめくのでは! 

と、あなたは思っていませんか。

  

それは間違いです。

 

待っているだけではダメなのです。

ただ考えるだけでもダメです。

  

ではどうすればよいのか

 

よく言われる方法の1つは

「インプットしまくる」

というのがあります。

 

そのことに関する情報をネットや書物から、あるいは人に聞くなどして、

とにかく集めまくって、1度頭の中に入れてしまうのです。

 

そして何日か熟成させます。

 

すると、あら不思議!

ある日突然、アイディアがひらめくことがあります。

 

それがトイレの中でビッグなのに挑戦している時だったり、

駅のホームで電車を待ってる時だったり、

お風呂に入ってる時だったり、

誰かとスマホで話をしている時だったり、

パートナーとご飯を食べている時だったり、

子どもを公園で遊ばせながらぼーっと

している時だったり。

 

この方法の欠点は、どれくらいの情報量をインプットすればよいのかわからないこと。

どれくらい待てばよいのかわからないこと。

 

もしかしたら一生ひらめかないかも?と、不安になったりもします。

 

実はもっと確実で簡単な方法があります。

 

この続きは長くなりそうなので、また次回。 

 

(写真は「北斗の拳」のユリアと「エウレカ7」のエウレカです)

 

 

私はダメおやじでした。

あげくの果てに、妻を捨て、子供を捨て、
これまで自分勝手に1人生きてきました。
 
そんな自分にとって、
心に突き刺さる映画を見てしまいました。
 
「さようなら、コダクローム」
 
という映画です。
 
この映画は、2つの意味で
私の心を揺さぶりました。
 
1つは、冒頭に書いたように
私自身がダメおやじであったこと。
 
この映画には、
家庭をかえりみず、奥さんと息子を捨てた、
余命いくばくもないバカ親父が出てきます。
 
もう1つは、私がコダックという会社に
勤めていたこと。
 
コダクロームというのは、
コダック社のフイルムの製品名なのです。

今ではもう作られていませんし、
現像もできません。
 
私もよくコダクロームを使いました。
コダックらしい鮮やかな色が出る
すばらしいフィルムでした。
 
コダクロームは、ポジフィルムといわれる
フィルムに属します。
現像すると、そのままスライドとして
使用できるフィルムなのです。
 
当時、家でスライドを見る習慣というのは、
ほとんどなかったと思いますが、
私はコダックに勤めていこともあり、
スライド映写機(プロジェクター)を
仕事でしょっちゅう使っていましたし、
会社のラボで上映会などもやっていました。
 
今のように
ビデオプロジェクターがなかった時代なので、
写真をスライド化して、
結婚式などで上映すると大ウケでした。
 
==========
疎遠だったら親子を再び引き合わせたのは、
消えかけた命の灯火と、古い写真フィルム。
唯一残された現像所を目指し、
一生忘れることのできない最後の旅が始まる。
==========


 

これは劇場公開作品ではなく、
ネットフリックスで見ることができる
映画です。
 
https://www.netflix.com/title/80216834
 
そういえば、最近はレンタルビデオ屋に
行くことがほとんどなくなりました。
 
ネットフリックスのような
動画配信サイトで
映画をストリーミング再生して観ています。
 
私たちは今、人類史上もっとも写真を
撮っている時代に生きています。

写真も映画も手軽に撮影したり、
すぐに観られるようになった代わりに、
もしかしたら、
大切なものが失われているのかもしれません。
 
最後に、バカおやじが残したセリフを
少し脚色してお伝えします。
 
(バカおやじと私が勝手に言ってますが、
本当は立派な写真家です。私とは比べもの
になりませんな・・・)
  
時間がすべてを消していく。

しかし、

写真が時間を止めて、

その瞬間を永遠にする。
 
我々が今撮影しているデジタル写真の
データが、未来永劫保存されていけば、
それはそれで素晴らしいことだと
思いますが、そうはならないでしょうね。

 

そんなに遠い昔ではない頃、あるところに・・・

 

鞄にモノをうまく収納できない女性がいました。

 

毎日、ボロボロの籐のカゴ鞄に、何でも詰め込んでいました。

 

ある日のこと、私はその女性と飛行機でで

隣り合わせの席になりました。

 

私は彼女のボロボロの籐のカゴ鞄を見て、

整理せずに何でも入れられるバッグを彼女にプレゼントしました。

 

すると、彼女はたいそう喜んでくれて

その鞄を使うようになりました。

 

私の名前は・・・

 

ジャンル=ルイ・デュマ=エルメス。

 

彼女の名前はジェーンバーキン。

 

私がプレゼントしたその鞄はバーキンと名付けられました。

 

これは、有名なエルメスのバッグ、

バーキンにまつわる伝説的なお話ですが、

私が言いたいのは、

このようなストーリーを語るときには順番があるということです。

 

ここに書いたものはピクサーピッチと呼ばれています。

 

ピクサーとは、1995年の「トイ・ストーリー」から始まり、

世界中で76億ドルもの興行収入(2013年現在)、

1作品当たり5億8500万ドルという驚異的な数字を挙げている

アニメーションスタジオです。

 

アップルのスティーブ・ジョブズが早い時期に同社に投資したことでも有名ですね。

 

今ではウォルト・ディズニーの傘下に入り、

最新作では「リメンバー・ミー」が日本でも大ヒットしています。

 

 

このピクサーでかつてストーリーを担当していた

エマ・コーツ氏が、ピクサーの魅力を読み解く過程で、

引き込まれずにはいられない新しいピッチのひな型を創造しました。

 

ピクサーの映画はどれも物語の形式において、

同じDNAを共有しているとコーツ氏は主張しています。

 

それはストーリーテリングの深部構造のことで、

先のエルメスの文章は、この順番で書かれています。

 

これを商品の宣伝に応用してみましょう。

 

あるところに…(お客様の特徴)

毎日…(現状の生活や悩み)

ある日のこと…(商品を切った知ったきっかけ)

そんなわけで…(商品のウリ)

すると…(素晴らしい体験、変化)

そしてついに…(さらなる豊さ)

 

この順番で穴埋めするように

ストーリーを作れば良いのです。

 

ピクサーピッチについては

「人を動かす新たな三原則」 ダニエル・ピンク著

に書かれてありますので詳しく知りたい方はぜひ読んでみて下さい。

 

 

もしあなたが、ブログやメルマガで、読者をひきつける

ストーリー仕立ての文章を書きたいときには

この順番で書くとよいでしょう。