銀行はこれからどこへ行くのか
最近支店やATMが減っている現状から
そんなことを考えてしまう。
そんな風に考えているのは
私だけではないようで。
こんな記事が出ていた
これは大手都市銀行の話だけど、
振込手数料990円か~
振込が利用しにくいね…
まあ、大手都市銀行からすれば
個人の預金者なんて大して必要と
思っていないのだろうけど
でも、この記事のキャッシュレス化は
大手都市銀行に限らない。
・支店の削減
・ATMの削減
などは地元の金融機関でも起こっている。
地味に不便なのが、
現金持ち帰り用の封筒の廃止
あれ、ないと結構困るんだよね
これらの大きな目的は
コスト削減
なのだろう。
でもそのコストは全て
無駄なコストだったのだろうか
資金を集めて、
それを必要としている人に貸す。
(その利息から収入を得る)
これってビジネスにとって
とても重要な仕事だ。
私はこの機能を
時間を売る
と表現している。
例えば1,000万円貯めるのに
サラリーマンをしながらだと
10年かかるとしよう。
でもビジネスチャンスは待ってくれない。
その1,000万円があれば始められるビジネス。
それが利息分ですぐ始められたら
時間を買った
ということができるだろう
ビジネスを活性化させるのにも
とても重要な役割を担っている。
そのためには資金を集めること
これもとても大事な機能だと思う。
キャッシュレスの流れも分かるし、
コストもかかるのも分かるのだが…
主要事業の機能を減退させる
そんなことにつながらないだろうか
コストと一口に言うが、
無駄遣いのコストは少ないだろう。
お客様に価値を提供するために
かかっているコスト
それが大半だろう。
コストをかけているから
お客様から付加価値分の対価(MQ)
をもらえると言っても良い。
そのコストをドンドン削減したら
最後にお客様から見放される
そんなことになりはしないだろうか
銀行がまさかそんなことまでには
ならないと信じているが、
コスト削減を考えるだけじゃない、
これからの「あり方」が知りたいな。
コストはムダじゃない
これを自分たちも念頭に置きながらね。
最後まで読んでくれてありがとう
vol.1836
経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
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