vol.775
盤外でも好手
将棋の名人戦で、盤外でも話題があった。
対局者のつけている「マスク」が話題になっている
特に渡辺明三冠のマスクが話題だ。
まるで忍者のようだと
将棋名人戦、対局者のマスクの工夫 渡辺三冠はぬいぐるみで試行
たしかに、着物の色とも相まって、
忍者のようにも見える
ただ、なぜこのマスクを選んだかと言うと、
元々考えていたフェイスシールドでは、
光が反射してしまうから
という理由らしい。
対戦者が気が散ってしまうのでは、
中継映像も見にくくなるのでは、
そんなことを考えたそうだ
相手の集中を削いだほうが
勝ちやすいのでは…
なんて考えた自分は小物だね
目の前の勝ちだけじゃないことを
考えて選んでいる。
素晴らしい
渡辺三冠の考えは素晴らしい。
「勝つ」だけではないのだ。
相手のことを考え、
中継のことを考える。
ひいては将来の将棋界のことを
考えているのだろう。
ただ勝つ、目の前の勝利
それだけを考えていてはできない。
将棋も人気商売だ。
相手の集中力を切らせるようなことや、
中継に移りにくいようなことをすれば、
人気が落ちてしまうという影響もあるだろう
そうしたら、たとえ今勝てても、
将来の糧を失ってしまうかもしれない。
目の前の勝ちよりも
その先を考えると、
真剣な面白い勝負を
しっかり見てもらえた方が
いいのだろう。
目の前のことばかりにこだわらない。
大切なことを教えてもらった。
一昨日、MQ戦略ゲーム(MG)を創られた
西順一郎先生のお話を聞く機会があった。
その中でもおっしゃっていたのが、
MGで伝えたいのは、
ただ目の前のゲームばかりじゃないとうこと。
MQ戦略ゲームは確かに面白い。
誰が一番利益を上げられるか、
誰が一番儲かるか、
競うのだからそれは面白い
でも、面白いだけではないのだ。
その中の考え方、やり方、
一つ一つに伝えたいことが込められている。
ゲームをやりながら、
どうしたらいいのか、
どういう経営をしたらいいのか、
そんな気づきも得てもらいたい。
人間的に成長してもらいたい。
そんな想いが込められた研修だ。
この渡辺三冠のマスクの話を見て、
私も目の前の「勝ち」だけじゃないことを
ちゃんと伝えていかないといけないと思った。
目の前ばかりにとらわれず、
もっと広い視野で伝えていく。
そんなMQ戦略ゲーム研修をやっていく。
あらためてそう思う
これを読んでいる皆さんも、
一緒に成長していきましょう
最後まで読んでくれてありがとう
経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
・MG(マネジメントゲーム)
・TOC
この3つのシンプル経営理論を駆使し
劣等感、停滞感、焦燥感、孤独感に悩む
凡才経営者を救う!
「凡才の逆襲コンサルタント」
FSAコンサルティング株式会社
代表取締役 谷川俊太郎
ご質問等ある方は
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