「役に立つ」情報と紐づいているかが大事!マイナンバーも決算書もね! | 経営戦略で進むべき道を照らす!迷える後継者専門、「福井県後継者軍師」谷川俊太郎のブログ

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先代後継者との間の経営方針の違い、承継した会社の舵取りに迷う、そんな迷える後継者に経営戦略で進むべき道を照らす!福井県の迷える後継者専門軍師の谷川俊太郎です。経営戦略、経営お役立ちブログを毎日更新中!公認会計士・税理士・中小企業診断士の資格も保有してます!

vol.758

 

 

 

まあ、そういう動きになるわな。

マイナンバーと口座の紐づけ

政府がその方向性で動いていくらしい。

 

 

 

マイナンバーと口座ひも付け 政府は義務化急ぐ

 

 

 

 

 

個人的には大賛成。

マイナンバーは使い方次第で

私達の生活をもっと便利にできると思う。

 

 

 

ただ、何度も書いているけど、

マイナンバーの立ち位置が良く分からない。

 

 

 

超重要なものとして管理しろといったり、

反対に利便性を高めようとしたり…

(基本利便性とセキュリティはトレードオフ)

 

 

 

利便性を高めていく方法なら、

「名前と同程度の番号でしかない」

とハッキリ言って欲しいプンプン

 

 

 

名前を知られているだけなら

なりすましも、勝手にお金を使われることも

危険性は少ないよね。

 

 

 

しかし、今後は利便性を高めていく方向に

もっと舵が切られていくのだろう。

 

 

 

役に立つ情報と紐づいていないと

結局それを実践に活かせないからね。

 

 

 

決算書では「儲からない」!

 

 

 

「役に立つ」情報と紐づいている

これはマイナンバーに限ったことではない。

 

 

 

経営者であれば見て欲しいのが

決算書だ。

 

 

 

ただし、決算書は外部に向けて提出するもの。

財務会計と呼ばれたりしている。

財務会計では、決まったルールに従って

外に数値を提出しなければならない。

 

 

 

だが、この「決まったルール」というものが

「儲ける」考え方と繋がっていない。

 

 

 

その代表的なものに

全部原価計算という計算方法がある。

 

 

 

例えばお菓子作りを考えてみよう。

ホールケーキを作るのに

・材料費:1,000円

・パティシエ給料:1日10,000円

かかると想定する。

(電気代とかは今回考えない)

 

 

 

 

 

 

このパティシエが

1日にケーキを10個作ったら、

1個当たりの原価はいくらだろうか?

(全部原価計算で)

 

 

 

1000円+(10,000円÷10個)=2,000円

こういう計算になる。

 

 

 

では、5個しか作れなかったら?

1,000円+(10,000円÷5個)=3,000円

こういう計算になる。

 

 

 

どうだろうか?

作れば作るほど原価が安くなる

という結果になるのだ。

これが全部原価計算の特徴だ。

 

 

 

100個作ったら原価は1,100円だ。

1,100円以上で売れば利益が出る(ように見える)。

 

 

 

果たしてこれでいいのだろうか?

100個作って3,000円で販売したとしても、

10個しか売れなかったら??

 

 

 

売上は30,000円(3,000円×10個)

これに対して、売れ残りのケーキには

材料代だけで90,000円かかっているガーン


 

 

なんかおかしい

感覚的にも分かるよね。

でも、この計算を強制されるのが、

決算書などの財務会計だ。

 

 

 

財務会計は

「儲かるための数値」

と紐づいていない。

 

 

 

「役立つ」情報と紐づけよう!

 

 

 

決まったルールに従った結果、

「儲からない」意思決定をしてしまうこともある。

 

 

 

さらに、決算書はいくら眺めていても意味がない。、

なにせ、終わった年度の結果だからね。

 

 

 

過去はどうやったって変えられない。

大事なことは

決算書が役立つ情報と紐づいているかだ。

 

 

 

 

 

 

決まったルール通りに作られた

決算書では紐づいているとは言えない。

 

 

 

全部原価計算の考え方では儲からない。

利益が出るということは、

 

 

 

(ケーキの販売代金-ケーキの材料費)×販売個数

これが

パティシエの給料を超えた時だ。

 

 

 

3,000円で販売していたとしたら、

(3,000-1,000円)×≧10,000円

となればいい。

を計算すると5個だ。

 

 

 

どれだけ利益を出したいかによって、

売りたい個数が変わる。

 

 

 

さらに言うと、個数だけじゃなくて、

・値上げする

・材料費を減らす

・給料を減らす

こんな方法だってある。

 

 

 

こんな考えができる会計。

これと意思決定情報が

紐づいているだろうか?

 

 

 

過去情報で儲かる考え方でない

決算書をみるのではなくて、

このような「儲かる」情報と紐づける。

これが大切だ。

 

 

 

あなたの会社の決算は

「儲かる」情報と紐づいているかい?

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとう!!

 

 

 

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