我楽苦多通信 -19ページ目

我楽苦多通信

なんやかんやつらつらと。

 今年に入ってから、鰹節の削り機を購入した。

 

 実は、年々か前に鰹節の塊をもらってはいたんだけれど、削る道具がなくて放置していた。もらった時点ですでに五年ぐらいたっていて、さらに貰ってからも何年かはたっている。

 食べ物には賞味期限というものがあるのであって、たぶん十年はたっているという削り節ははたして食べられるのか。という疑問があり、削り機を買ってまで食べるべきか否か。と迷っているうちにさらに時間が。

 そんな時、ネットで鰹節の話をしているツイートを見て、鰹節専門店なるものを発見。早速賞味期限について尋ねてみた。年数を言うと、美味しいかどうかは定かではないですが、一応食べられます、との回答。ちなみに、その店では賞味期限は二年としているそう。

 まずくてもまあ、食べられるというなら食べてみようと、削り機を買う決断をした。食べられぬほどまずかったら、処分すればいい。その場合、削り機だけが残るという間抜けな事態になるので、新しい鰹節も一本買うことにした。せっかくなので、質問に答えてくれた店で買うことに。

 そう決意したのが去年の事。決意したものの、なかなか行動に出せず、ようやくお店の通販サイトを開いた時、最初に見た時には8千円だった削り機が、一万を超えていた。このご時世なので、値上げしたらしい。ショックだったが、仕方がない。機械と鰹節一本をぽちった。

 

 物がやってきたのが1月の中頃。嬉々として取り出し削り方の説明を読む。Youtubeにて動画でも確認する。そしていざ削らん。

 

 実は実家には以前削り機があり、子どものころ削った記憶がある。さささっと、刃の上に鰹節を滑らると、売っているような薄い鰹節がするするっとしたに出てくる。そう記憶していたのは間違いだったのか。子どもでもお手伝いできるぐらいだから、面白いように削れるに違いない。

 そう思っていたのに。

 削れない、削れないのだ。どこをどう削っても、いや、削り始める場所は決まっているのだが(説明書によると)、売っているようには削れない。粉にしかならないのだ。

 おかしい。

 そうだ、削り節が古いせいだ。なんせ、10年はたっている代物だから。

 なので、削り機と一緒に購入した新しい鰹節でチャレンジ。

 

 

 削れぬ。

 やはり、削れぬのだ。

 古いのに比べると、若干粉じゃない感じのものも削れるんだけど、昔の記憶にあるような鰹節が全くできない。

 おかしい。コツがあるかもしれないと、がむしゃらに削りまくったが、結果は同じ。ほぼ粉しかできない。

 で、まだ一時間も削っていないと思うんだけど、刃がこんなことに。

 

 これ、刃こぼれしてないかな。さすがに一回使っただけでそんなことはあるまいと思うのだが、刃こぼれしているようにしか見えん。

 この写真ではわかりずらいかもしれないけれど。さすがに最初からというわけはないだろうから、わしが悪いのか。

 あまりのショックに、しばらく放置していたのだけれど、これではいかんと、先日再び出してきて削ってみた。。やはり粉にしかならん。

 仕方がないので、ゆでたほうれん草に振りかけて食べた。新しい方はもちろん、古い方も食べられないほどのまずさじゃなく、むしろ思っていたより美味しかったので、それはいいんだけれど。

 これで美味しい出汁を作ろうと思っていた目論見は消えた。

 

 だがしかし、まだあきらめたわけではない。いつか売っているような、大工さんが鉋を使ったときに出る削りカス(食べ物の例えにカスとはいかがなものか)のような、素晴らしい鰹節が削れるように頑張るつもりではいる。

 

 

 

 本当に削れないんだよ。なんでだ。

 粉でも美味しいから良しとしよう、うむ、良しとしよう。

 

 

 以前、ちょっと思い立って本を一冊出したことがある。記念にということだし、自費出版で予算も乏しいので50冊。

 一応流通コードが付いているので、アマゾン等ネットでも買うことが出来る。50冊のうち、5冊は自分で持っているから流通しているのは45冊という事になるのだが、そのうち2冊は実際買ってくれた人を知っている。なので残り43冊という事になるのだが、これが売れたのかどうだかわからないけれど、ブックオフで売り出されているのを見かけたことがあるから、一応何冊かは売れている気がする。

 で、なんせ50冊なのでいくらどこの誰かはわからん無名の作家(と言えるかどうかは疑問だが)の本でもここまで数が少ないと在庫なしという事態に陥るみたいだ。自分でもびっくり。

 数あるネット通販のうちの一つで、中古で7万という値で出ていたのにはもっと驚いた。いや、ただでさえ売れそうにない本なのに、定価1500円の本に7万を出す人がいるとは到底思えなくて、案の定全く売れない。一度、出品している人に値段の理由を聞いてみたところ、数が少ないから、だそうで。

 確かに数は少ないけれど、自分で言うのもなんだが、よっぽどのもの好きでない限りどこの誰ともわからない人の本に7万出す人はいないだろう。いくら数が少ないからと言ってこれは吹っ掛けすぎ。

 先日久しぶりに覗いてみたらなくなっていたので、あきらめたんだろうと思う。まさか売れてはいないだろう。

 という前置きはこれくらいにして。

 版権は出版社側にあると思っていたんだけれど、本文は私のものだから別に好きにしてもいい、とのことだったので昨今は無料で本が作れるサイトもあることだし、再販することにした。

 

 ここからどうぞ。

   ↓

『With her』

一言でいうと、自由奔放に生きる姫宮キリ子の恋愛事情。今でいう百合小説かもしれない。

一応立ち読みも出来るので、気が向いたら一読してみてください。

 

ちなみに、実験的にポストカードも作ってみた。

   ↓

『postcard』

こちらのサンプルはもしかしたら見にくいかもしれない。携帯で横向きにすると見やすくなるんだけど(私の場合)。

 

 追伸。 

 今また、アマゾンで買えるようになっているみたい。

 

 

 

 以前NHKの「言葉にできない、そんな夜」という番組のゲストとして綿矢氏が出ていて、思ったよりも気さくな人だなと。そういえば、デヴュー作を読んだきりだったなぁと思い出したのだった。

 デヴュー作「蹴りたい背中」を読んだのは、受賞年齢が19歳で女子で同時受賞した金原ひとみ氏も20歳の女子で、(若いはともかく女子でっというのもなんだかなぁなんだけど)話題になっていたからだ。

 で、当時は特に面白いとも何とも思っていなかったから、新作を追いかけることもなく、たまに最近どんなの書いてるのかなぁ、なんて思う程度だった。

 この本を読むきっかけはというと、ツイッターでフォローしている人が読んだとい呟いていて覚えていたのと、用事で実家に行ったらあったのでこれは読むべきかなと。手に取った次第。

 ツイッターのつぶやきから同性愛の話ということだったのに、読み始めたら、主人公には彼氏がいるじゃないか。どういうこと?しかも相手もちゃんと彼氏持ちだった。

 今まで読んだことのある同性愛の小説は、お互い、もしくはどちらかがもともと同性愛者だったのに対し、これは二人ともノーマルなのだ。異性愛者だったというか、基本恋愛対象が男性だった女性二人が惹かれ合う話。

 上巻は出会ってから付き合いを始めての、イチャイチャ期間。イチャイチャといっても別にベッドシーンがやたらめったらあるわけじゃない。日常の話。なのでちょっと中だるみするんだけど、最後に衝撃的なことが起こって、えぇーどうする?ってとこで終わるから、下巻を読まないわけには行かない。

 下巻はまぁいろいろあって最後はハッピーエンドなんだけど、いろいろを書くとネタバレになってしまうから書かないでおく。

 好きだからこその想いが微妙にすれ違っていて、物語の後半それが解消されて絆が深まるというような感じかな。

 

 小説を読んだ時って、読んでいるときすごく面白くて楽しくて、なのに読み終わったららすっと消えてしまう話ってあるんだけど、これは後を引く。読んでいるときはさほど気にもしなかった箇所が、後からこれはそういう事なのかなぁとか、その部分はいらないきがするけれどなぜ入れたのか、とか、後々考えてしまう。

 

 映像で観てみたい、と読後に思ったんだけれど、実際映画化とかしたらなんだか陳腐な感じになってしまいそうで、う~ん、と考え込んでしまった。

 

 

 

 

 余談だが、金原氏の受賞作「蛇にピアス」(痛いのよこれ)も読んだ。彼女もNHKの同番組で見かけて、面白い人だなぁと。この人の本もこの受賞作にか読んでいなかったから、ちょっと怖い人なのかと思っていたけどすごく好感度が上がった。

 去年の目標として、40冊読もう。そう目標を立てた。本当はもっと読みたいのだけれど、なかなか落ち着いて読める時間が取れない。

 なんでそんなに読みたいのか。読みたい本があるからというのは前提としてあるのだけれど、実は積読本が多すぎて年に10冊20冊程度の読書量だと追いつかないのだ。(笑)

 結局35冊しか読めなかったのだが。

 それでも、長年読みかけで止まっていた「カラマーゾフの兄弟」が読了できたのはよかった。 「カラマーゾフ」ともう一つ長年ほりっぱなしだった本「わかりあえないことから」も無事に読了。

 ただ、それ以外は新たに購入した本で、実は積読本は減っていない、というか増えてしまっている。

 

 基本その時に読みたい本を読むんだけど、無意識にすぐ読める本を選んでいる。気がする。結果、大昔にかった嫌になるほど小さい本と小難しい本、例えば哲学とか理数系の本、読書より学習のテイストが多い本、それから分厚いくせに2段組の本が、多く残っている。

 これはいけない。

 なので今年はまんべんなく読むよう努力する。つもり。

 積読本を小説、エッセイ、教養の三つにざっくり分けて、月に一冊づつ読むという戦略で行こうと思う。

 

 はてさて、来年の今頃、どういう結果になっているか。

 

 すっかり忘れていた。中尾酒造さんの誠鏡限定酒の会。

 4ヶ月、次々と日本酒が届く、というのに申し込んでいたのだった。今年の1月からだと思っていたら、去年の12月からすでに始まっていた。LINEでお知らせがきていたのに、う見落としてたわ。(笑)

 今日、酒屋に寄って気づいた。そんで、引き取ってきた。「吉野杉の純米樽酒」と「熟成大吟醸」。

 いやいや、楽しみ楽しみ。

 

 去年はあまり映画は行けなかったかなぁと思っていたけど、調べてみたら結構行ってた。16作。自分でも驚いた。

 

・キングスマン:ファースト・エージェント

 

 

 2014年に一作目が出来たスパイ映画のシリーズ最新作。諜報機関キングスマンがいかにして出来たかという話。アクションあり駆け引きありでドキドキする。この映画では高いところでのアクションがあって、ぞわぞわした。

 

 ・呪術廻戦

 

 これは観るつもりはなかったんだけど、CM観ていたら気になってきて観に行った。アクションがすごい。とのメモあり。

 

 ・コンフィデンスマンJP英雄編

 

  これはテレビを含め前作観ていたので。今回も派手に騙された。ボクちゃんがちょっとかわいそうだけども、面白い。

 あとで合成で海外に見えるようにしていたと知って、びっくりした。全然わからなかったから。

 劇場からの登場ですでになくてはならない存在で、このシリーズが続く限り出てくるんじゃないかと思っていたお二人が故人になってしまっていて、どうするんだろうと思っていたら、思わぬ方法で出演していた。嬉しくもあったけれど、やっぱり悲しくて残念さが先に立った。

 

 ・フレンチ・ディスパッチ・ザ・リバティ

 

  とある雑誌の記事の紹介という定でのオムニバス映画。観たのは去年の二月で、内容はおぼろげなんだけど映像がよかったとの印象。

 途中でウトウトしてしまったのは内緒。

 

 ・ゴーストバスターズ アフターライブ

 

  このシリーズは全部見ているので、これは観なくてはと思った作品。特に良いとか悪いとかないけれど、もう少しド派手にしてもよかったような……。

 

 ・355

 

  期待をもって観に行ったんだけど、思うほどではなかった。なんでそこでそうする?というツッコミの多いメモを残している。なんだかスマートではない、とのこと。

 

 ・ゴヤの名画と優しい泥棒

 

  今年に入ってから「山田五郎 オトナの教養講座」というのをyutubeでチョイチョイ観ていて、その中でチロッと話題に上がっていたので観に行った。実話をもとにした話。

 すごく感動したとかそういう感じではなかったんだけど、テレビでしていたら絶対録画する、とメモにある。そんなことを書いていたのは全然覚えていないんだけど、暮れにテレビでやっていたのを録画していた。

 そういえば奥さんの役の人が、以前見たスパイ映画でいい味出してんなぁって思っていた役者さんだった。結構好き。

 

 ・シン・ウルトラマン

 

  シン・ゴジラ、シン・エヴァンゲリヲン、ときてシン・ウルトラマン。これは観ないといけない。

 これを観たのが五月の事で記憶もおぼろげなんだけど、山本耕史の「私の好きな~」というくだりと巨大化した長澤まさみは脳裏い焼き付いてる。

 余談だけれど、シン・仮面ライダーも観に行く予定。

 

 ・犬王

 

 平家物語を題材にした映画。去年は大河も源平の話だし、アニメでもやっていたのでどんな感じかなぁと。

 絵も動きもよかったんだけど、ミュージカルが苦手という事を失念していた。踊りまくるし歌いまくるので、ちょっとしんどかった。

 こういう歴史的は物語は、学があればもっと楽しめたのにと、残念でならない。

 

 ・トップガンマーヴェリック

 

 前作も観ていたので、やはり観なくては。いろいろツッコミどころもあるけど、おもしろかった。何も考えずにスカッとする映画。

 実際の軍のパイロットがそこまでできるのかはわからないけど、人間業とは思えん技術に軍人すごいなぁっと。

 

 ・ハウス・オブ・グッチ

 

 

  あのグッチ一族の話。特にメモはないけれど、煌びやかで、怖ぇ~という印象。

 

 ・ブレッド・トレイン

 

 

 ブラッド・ピット主演の列車の映画。原作は伊坂幸太郎の「マリアビートル」。新幹線の中ですべてが簡潔する。いろんなエピソードが入り組んでいて、すごく伊坂作品って感じだ。

 新幹線内はともかく、途中止まる駅がアメリカンな感じだった。一応日本舞台になっているんだけど。

 アクションがすごくて楽しめた。これは吹き替えで。字幕だとアクションを見損ねるような気がしたから。

 

 

 ・転生したらスライムだった件

 アニメの劇場版。可もなく不可もなくという感じ。面白かったんだけど、なんか物足りない、悶々。テンポがいまいち、とのメモが。

 

 ・土を喰らう十二ヵ月

 とにかく、松たか子の食べたり飲んだり料理したり、勉さんの話に驚いたり感心したりの表情が可愛らしい。

 雪のシーンを観るたびに、撮影大変だっただろうなぁと、いちいち思った。

 原作も読んだ。面白かった。

 

 ・すずめの戸締り

 新海作品はすごく好きというわけじゃないけれど、おごり映画だったので観に行った。普通におもしろかった。普通にって変な言い方だけど、損した気分にならなかったってこと。

 ちなみに、新海作品は「言の葉の庭」が一番好き。

 

 ・ケイコ 目を澄ませて

 これもおごり映画。耳の聞こえない女の子がプロボクサーとしてがんばるという話。演出とか俳優の演技とかすごくよかったと思うんだけど、物語がんん?って感じだったので、損したとは思わないけど、悶々とはした。

 

 

 こうやって振り返ってみると、どれももう一回観たい。いや、どれもってこともないけど。でも大体はもう一回観たい。どれが一番だったかなんて、選べないんだけど。

 

 今年も観たい映画はいっぱいある。どれだけ観られるかわからないけれど、なんとか時間を見つけて気力を出して観に行こう。

 

追記

 今日、ハッと思い出したんだけど、「MONDAYSこのタイムループ、上司に気づかせないと終らない」という映画も観に行っていた。

 すごく面白かったのよ。なんで忘れちゃってたんだろう。半券も見当たらず、夢なのか?と思ったり思わなかったり。

 どこかにメモが残ってないか探してみよう。

 

追記の追記

 メモ残ってた。「MONDAYS」感想。

 マキタスポーツ氏以外知らない俳優さんたち。会社の一室が舞台で、ほぼそこから動くことはない。同じ日をループすることで、社員に気持ちがどんどん変わっていく。一体感と気づき。どんだけ繰り返すねんというメモ。

 これもテレビでやったらきっと録画する。

 

 

 ここ数年、手帳はほぼ日手帳を使っている。その前はトラベラーズノートを使っていた。

 トラベラーズノートは使い勝手もよくて好きだったんだけど、ちょっと大きくて持ち運びに不向きでやめてしまった。で、当時から人気だったほぼ日手帳に変えてみて数年、大きさは文庫サイズで手になじんで持ち運びもさほど苦にならずいい感じだったんだけど、少々お高いのが難点。

 一日一ページで方眼紙なところが気に入っているんだけど、特にいらないなというページや情報もあって、そういうの全部省いたらもちっとお安くなるんじゃないのかなぁと思ったり、思わなかったり。

 

 というわけで、来年は別のいいのがないか12月に入ってからあれこれと探していたわけだけれど、これがまたちょうどいいのが全くない。

 欲しいのはひと月の予定。でいれば前のほうにまとまってあるのじゃなくて、月初めに挿入されているのがいい。あとは一日一ページのスペースと後ろに少しのフリースペースがあればいいのだけれど。

 要はほぼ日手帳から、見開きに四か月分表示されている月予定表とか、後ろのTime Tabke とか、Graph Paper とか、Favorites とか、My100 とか、Address とか、使いかたアイデアとか、そういうのを全部取っ払った手帳がほしい。

 だが、ないのだ。そういうのは、ない。探したと言っても、行ける範囲の手帳売り場とネットで少し探しただけだが。ネットでは手触りがわからんので、なるべく実物を見たい。

 シールを使ったオリジナルを作れるのはどうか、と思って購入してみたが、それだと手持ちの手帳一冊に納まらない。何冊にもなるのはちょっとよろしくない。

 一日一ページにこだわらなくてもいいのでは?とも思ったが、何となく見返したときに雑多な感じがしないか?と思う。あまり見返すこともしないだろうし、雑多な感じが嫌いでもないんだけど。

 で、まぁまぁこれなら、と思ったのが「手帳は高橋」のポケットダイアリー。書くところが方眼でないのがちょっと嫌なんだけど、とりあえずお試しで一年使ってみることにした。

 

 ほぼ日手帳が2200円で髙橋の手帳は1375円。これを探すために余計な薄い手帳やらシールやらを買ってしまったので、結局2200円以上かかってし。まったのだが、そこはそう、目をつぶって気づかなかったことにしとく。

 

 さてさて来年はこの手帳を使いこなすことが出来るだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「天然日和」は読んでいてほっこりする。ほっこりする内容ばかりではないのだけれど、彼女は芯の強いひとなんだなぁと。気に入ったエピソードはいくつかあるんだけど、フリーマーケットに出店したときのエピソードで、石田ゆり子だと気づかれずに無事終えることが出来た、とのくだりの後「水曜日のドラマに出ている女優さんに似てますね」みたいなことを言わたときの心の声、「それ、妹やんけ」の一言が忘れられない。(笑)

 

 「わかりあえないことから」は、文化って大事だなぁと思う。他国の文化に触れる、という上辺だけの教育じゃなくもう少し掘り下げた教育をしてもいいんじゃないだろうか。せめて隣国や関係の深い国の。各国の産業とか気候とかの勉強はした気がするけど、文化的な何かを教わった記憶がない。私だけかもしれんが。(笑)

 上に立つ人にはぜひやっといてもらいたい。そのことでいらぬ誤解がなくなるなら、安いもんだと思うのだが。

 

 「百鬼夜行抄」は、定期的に読みたくなる本。大体新刊が出た時に一から読み返したくなる。今回は特にそういうわけでもないけれど、急に読み返したくなって。わりと文字の多い漫画なので、読むのに時間がかかってしまう。

 文庫本で19巻、大判のものは30巻まででている。大判のほうが表紙が綺麗で中にもカラーイラストがはいっているから、出来れば大判で揃えたいんだけど、いかんせん置き場がないので諦めた。

 新井素子氏ばりの書庫がほしい。

 

 

 今月はそれ以外にもやることがたくさんあったし、とあるゲームにはまっていたのが一番の理由かもしれない。(笑)

  もう十年以上も前に、鳥影社から自費出版した本なんだけれど、少数過ぎて全然出まわっていないので、再販しました。増やせば売れるというわけでもないんだけど、ないものは買えない、というか読んでもらえないので。

 

 

 キリ子という、自称絵描きの女性を巡る短編集です。ジャンルで言うと百合ものということになるようなならないような。

 とにかく読んでもらえるとうれしいです。

 ↓ ここからどうぞ。

『With her』

 近場の映画館ではやっていなくて、電車にとことこ揺られながら少し遠出をして観に行った、「土を喰らう十二ヵ月」。

 初めてこの映画を知ったのは、確か春ごろだったと思う。忘れないように携帯にメモを貼ってある。何で知ったかはもう忘れてしまったが、映像を見たのだと思う。そして出演しているのが、沢田研二氏と松たか子氏。あらすじはよく知らない、十二ヵ月美味しいものを食べる映画?という認識だった。

 八月ぐらいに本屋で見つけて、原作も買った。まだ途中までしか読んでいないけど。どうやら作家の水上勉氏のエッセイをもとにした映画のようだ。水上氏といえば、「ブンナよ、木からおりてこい」という本を読んだことがある、がそれだけだ。読書感想文のために読んだ。それ以来読んでいない。

 と、そんなことはさておき。

 一番早い時間の映画を見るために、料金よりも速さを選んで、いつもとは違うルートで映画館へ。滅多に乗らない路線に、年甲斐もなくドキドキしてしまったよ。それでも無事映画館に到着。

 いつもうっかり忘れてしまう、遠くを見る用の眼鏡をこの日は忘れず持ってきたから、後ろの席でもぼやけずに観られた。字幕がないので少々ボケても苦にはならないんだけど、やっぱり鮮明に観えた方がいいに決まっている。そして、よかった。

 

 映画の内容はと言えば、まだ三月までしか読んでいないけれど、松たか子氏演じる真知子らしき人物は出てこない。(今後出てくるかもしれないけど) なので、全く原作どうりではないのだなと。

 まぁ、原作通りだと、ただのおっさんが(すごく失礼な言い方だが)うんちくを語りながら料理を作るだけ、になってしまう。文字を読む分にはそれでも面白いんだけど、映画として多くの人に見てもらうにはなにかしら物語を入れた方がいいのだろうし、入れてよかったと思う。

 かいつまんで言うと、人里離れたところに住んでいる作家の勉さんんが、山でとれた山菜やら畑での野菜を、昔奉公していた寺で覚えた精進料理の技を使って料理していく。そして、それを客人にふるまう、という話。

 四つのエピソードに分れていてどれも面白い。勉の身内は癖のある人物ばかり。気の弱い弟と気の強いその妻。偏屈っぽい義母。そして編集者であり恋人でもある真知子。

 出てくる食べ物が素朴で、普段ならわき役だろうものたちが、なんて美味しそうに見えるのか。実際食べるとそうでもないかもしれないが、兎に角食べてみたくなる。。

 それから、松たか子氏の表情がいい。沢田研二氏のうんちくを聞いては驚いたり感心したり、作るものを食べた時の表情やらしぐさがとにかく可愛い。

 あと、あのジュリーが弟夫婦、特に妻にグイグイ押されて、厄介な頼みごとを、はぁ、なんてため息をつきながらもやってあげることろが、なんともおかしくてツボにはまった。(笑)

 そして大人の恋愛を見た。ちょっと切ない。

 

 ロケ、大変だっただろうなぁ、って、沢田研二が雪の中から掘り出した野菜を洗ってるシーンを見ながら思っていた。

 

 

 ほっこりした映画を見た後は、ランチ。

 

 この日は久しぶりにオサルコーヒーに行くつもりだったんだけど、映画館のあるモールを外に向かって歩いていると、あまりにも多くある店に目移りしてしまって、ふと足を止めた店でランチメニューを見ていたら、お店の人に「どうぞどうぞ」と声をかけられたので、そのまま入ってしまった。

 白ワインとランチメニューを頼んだ。美味しかった。豚肉のグリルなんだけど、柔らかくてかかっているソースがすごく美味しかった。

 柚子と白ネギのホワイトソースで、柚子とクリームってとても良く合うんだという発見をした。

 

 そのあと、ちゃっかりオサルコーヒーにも行った。

 プリンとブレンド。

 マグのおさるの絵が可愛い。このカップはお店で買える。買わなかったけど。

 プリンは十何年かぶりに食べた。少し固めで、カラメルソースは甘め。個人的にはもう少しあっさりした味の方が好みだけど、コーヒーとならこれぐらいがいいかもしれん。

 たぶん、次来たときもこのプリン頼む、と思う。