去年読んだ本のあれこれ。 | 我楽苦多通信

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なんやかんやつらつらと。

 去年読んだ本は36冊。目標は40冊だったので、目標達成とは行かず。とはいえ、前年に比べると2冊増えているのでよしとしよう。

 最近買った本が10冊ほどで、あとはいつ買ったかもわからない積読本。そんなに頭がいい方ではないので、読んだ本の内容を全部覚えている訳ではないし、全く思い出せないのもあるけれど、心に残っているものと、再読したいなと思える本が何冊か。

 まず面白かった本。

 

生のみ生のままで 上 (集英社文庫)

生のみ生のままで 下 (集英社文庫)

バビロンまでは何マイル 上 (創元推理文庫)

バビロンまでは何マイル 下 (創元推理文庫)

復活アナスタシア

薬屋のひとりごと 13 (ヒーロー文庫)

薬屋のひとりごと 14 (ヒーロー文庫)

あの頃、忌野清志郎と ――ボスと私の40年 (ちくま文庫 か-85-1)

 

 8冊、だけど上下巻とかシリーズものが入っているので、実質5冊かな。他の本が面白かったわけじゃないけど、年末面白かったなと心にとどまっているのがこの8冊というわけ。読んでいる間は大体の本は面白い。ま、中には全然面白さを感じないのもあるけど。

 「生のみ生のままで」は同性愛の話なんだけど、同性愛異性愛関係なく人と人の愛と感じた。特に下巻は面白かった。映像化求む。

 

 「バビロンまでは何マイル」の話はもしかしたら一度したかもしれないが、この本を読むに至ったきっかけが漫画「バビロンまでは何光年」。調べてみるとにた感じの題名の本がちらほらあり、その中にこの小説もあった。へぇ~程度で済ませることも出来たんだけど、作者があの「ハウルの動く城」の原作者だと知って読むことにした。「ハウル」は一冊しか読んでいないんだけど(今調べたら全三巻だったから後二巻もいずれ読んでみよう)面白かったので興味が沸いた。そして、面白かった。奇想天外だけど。これも映像化して欲しい。

 ちなみに「バビロンまでは~」はマザーグースが由来だった。

 

 「復活のアナスタシア」は若くして乳がんで亡くなった川村カオリの闘病記。病人とは思えないほどアクティブで、こちらが元気をもらえる本だった。

 

 「薬屋のひとりごと」はシリーズでずっと読んでいて、安定の面白さ。ネットで漫画の方も読んでいるから物語に入りやすい。とはいえ、人間が増えすぎてちょっとややこしくなってきてる。

 

 「あの頃、忌野清志郎と~」は、年末に読んだせいかすごく心に響いた。友達に清志郎のファンがいて、そのせいで昔から清志郎を知っていた。特にファンではないけど。すごく派手で、その派手さは少し苦手だったんだけど、歌は割と好き。

 この本は清志郞の自伝とかそういうのじゃなく、清志郞が好きすぎてとうとう彼のマネージャーになってしまった人が清志郞と過ごした日々のことを綴った本。ファンでなくてもおすすめ。

 

 読み返したい本は昨年分に関してはあまりなかったな。

この国のかたちを見つめ直す」は読み返したい。以前読んだ「それでも、日本人は「戦争」を選んだ (新潮文庫)」も読み返したいと思っていて、読んでいるときはふむふむとわかっているんだけど、すぐ忘れちゃう。歴女とまではいかないしいけないんだけれど、歴史の流れぐらいは言えるようになりたい。

 

 全部書き出すとすごく時間がかかってしまうんで、この辺で。

 これ以外の本はブックマークの「乱読図書館」から見ることが出来るので、興味があればどうぞ。一応感想など書いている本もあるので。

 

 ちなみに、漫画は読了済みにはしていないけど、それなりに読んでる。

 ここ最近で新刊が出るのが楽しみなのが「葬送のフリーレン(1) (少年サンデーコミックス)」アニメ化もされていて、原作の良さがすごく生かされているというか、良さが倍増している感じがする。音楽もいいしね。おすすめです。