・「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」
このシリーズはずっと観ているから、観ないという選択はなかった。とはいえ、前作の内容をキチンと覚えているかと言えばかなり怪しい。別に覚えていなくても面白いんだけど、覚えていた方がもっと面白いと思う。いつものテーマソングが流れてくるとわくわくする。
今回の話は、歴史の流れを変えるという秘宝「運命のダイヤル」を巡る冒険。因縁の宿敵、元ナチスの科学者フォラーと全世界をまたに来開けて陸・空・海と争奪戦を繰り広げる。
主役を務めるハリソン・フォードって81歳なのよ。撮っているときは70代だったかもしれないけど、動きがもうそんな年の人の動きじゃない。それぐらい激しいアクションをやってのけるハリソン・フォードにびっくりする。謎解きありアクションありで始終楽しめる映画だった。しかし容赦なくぶん殴られたり殴ったり、そして人が容赦なく殺されていく映画。。さらりと流れていくからあまり気にならないけど。
・「青春ブタやろうはおでかけシスターの夢を見ない」
テレビシリーズから観ているので、なんとなく。今回は妹の話。記憶が戻った花楓が「お兄ちゃんと同じ学校へ行きたい」というかえでの夢を叶えようとするがままならない。そしてまたバランスが壊れていくという話。
特に可も不可もないんだが、ラストで、またまた不思議なことが起きますよ、なんて布石を置いていくところがなんとも。
・「君たちはどう生きるか」
戦時中、母を失った少年が父の再婚相手(母の妹)の元というか母の実家に疎開するところから始まる。この話はざっくり説明とは出来ないけれど、その母の実家から不思議な世界に迷い込んで帰ってくるという話。
深読みさえしなければ普通に冒険を経て少年が成長する、みたいな話として面白く観られると思う。深読みし出すと、キリがない。何度も観たり考察したりする時間もそこまでする興味も沸かなかったので、面白い映画だった、で終わり。考察はいろんな人がyoutube等でやっているだろうから、気が向いたらそちらを見るということで。
そうそう、声優が贅沢だったなぁと。贅沢過ぎる気もする。なんでここまでいろんな俳優を使ったのか、その点は気になる。
・「サマーウォーズ」
テレビでも何回も観ているし、別に観行くつもりはさらさらなかったのだが、特典のうちわがどうしても欲しいと家人に懇願されたので、仕方なく観に行った映画。
いつもテレビで観ているのを映画館の大きい画面で見ると、さすがに迫力あったのでま、よしとする。もともと嫌いな映画ではないし。
・「リボルバー・リリー」
期待していたほどアクションはなかった。狂犬と少年という組み合わせはありきたりなので物語よりアクションを期待していたので、ちょっと残念。でも、アクションシーンはかっこよかった。綾瀬はるかはあんまり機敏に動くというイメージがなくて、他の映画等々でアクションをしているのを観ているので出来ないことはないとは知っているのに、なぜか想像できない。なぜだろう。
物語でいうと、ラストは少年と二人で高飛びして欲しかったな。と、ちょっと悶々。でも出てくる人みんなかっこよかった。
・「シティーハンター 天使の涙」
面白いか否かで言うと、面白いんだけれど。リョウのもっこりパートがちょっと受け付けられなくなっているかな。観ていてしんどい。ないとシティーハンターではなくなるから入れないわけにはいかないんだけど、入れすぎな気がする。
あと、声優陣、歳とったなぁ、って。
・「ガールズ&パンツァー最終章第四部」
第三部はいつしていたっけ?と思えるほど時間が空いている。第二部から三部までもたしか1年半ほど開いていたから、それぐらいは覚悟していたので問題はないのだが、出来ればもう少しトントンと観られるとうれしい。諸事情があるのはわかるけど。
でも、待った甲斐があって、満足出来る仕上がり。前回は継続高校との試合が始まり、初っぱなに要であるあんこうチームがやられてしまったところで終わった。司令塔を失って勝てるのか?一話完結ではないから、次へつなげるために、ええっ、てところでいつも終わる。続きものはそういう物なんだけど、待っているこちらは、やきもきする。
で、あんこうチームに白旗があがったところから始まる。動揺する大洗チームだけれど、ちゃんと申し送りは出来ていた。あらゆる事態にも備えられるように、対応策を考えているところがさすが。いままでその場その場の思いつきで乗り越えていたと思っていたけど、ちゃんと想定されるあらゆることを考えていたというのがわかった。
これまでもそうだったけれど、戦車の戦闘(といっていいのか?)シーンは圧巻だし、こんな使い方が?というのもやはり出てくる。実際の戦車がどこまで出来るのかわからないし、こんなに早く走れるのか?とも思うけれど、それを言ってしまえば根底から崩れてしまうから言ってはいけない。
そしてやはり、あっとおどろく戦法で勝利をつかむ。最終章では皆が成長する姿が見られるんだけれど、今回も西住不在と戦いにあたふたしない。とくに澤ちゃんがすごく成長したなぁと、うれしくなってしまった。
そして決勝戦。黒森峰かと思い気や、前回の劇場版で出てきた天才少女島田アリスが入ったグロリアだった。驚いたけれど、アリスはやっぱり出てくるだろうと思っていたから、これはこれで納得。前回はアリスになんとか勝利したけれど、今回はどうなるか、次回が楽しみ。
特にゴジラが好きな訳ではないけれど、気にはなる。家人が好きなので、おごり映画。
戦後の焼け野原で、ゴジラに対抗出来るのか?と思っていたけど、対抗出来てた。今までのゴジラ映画の中では一番面白かった気がする。「シン・ゴジラ」はちょっと毛色が違う気がして外して。
ゴジラ映画ではあるけれど、戦争映画でもある気がする。ラスト、特攻隊で生き残った神木君が特攻をかけるんだけど、そのまま死んでしまうのかと思い気や、ちゃんと脱出して生きて帰ってくる。終わっても悶々しない終わり方で、よかった。
余談だけれど、ゴジラが現れた新宿で逃げ惑う群衆の中に橋爪功さんがいたのには驚いた。またどこかで出てくるのかと思ったけれど、それっきりだった。どういういきさつで出演することになったのか、それも一瞬、気になる。
前回があんな思わせぶりな終わり方なので、やはり気になって観に行った。可もなく不可もなくといった感じ。ただ問題解決はやっ、とは思った。最初の劇場版ほど盛り上がりに欠けるというか。シリーズも長く続いてきたから、ちょっと飽きたのかもしれない。そしてまた、続きあるよっていう終わり方。さてさて、次回はどうするか。
ずいぶん前に出た(多分昭和?)黒柳徹子の自伝的小説の映画化。気にはなっていたんだけど、キャラクターというか、絵柄の雰囲気がどうも好みじゃなさ過ぎて、観に行くつもりはなかったんだけど、ネットでのレヴューがあまりにもよかったので観に行くことに。
原作の本は出た当初読んでいるのだけど、映画の内容はほぼその通りだと思う。でもレビューで書かれていたみたいに泣けてきたりはしなかった。戦前から戦中の話で、最後は電車で疎開するところで終わる。原作本のアニメ化という点では正解だと思うけれど、広く浅くという感じがする。というか、最初はともかく、後半は絵柄が気になってあまり話に集中出来なかった。
漫画原作のテレビアニメのオリジナルストーリーでの劇場版。
これもまぁ、面白かったといえば面白かったのだけれど、前半のまったり部分がちょっと長くて疲れた。誰もが楽しめるという映画じゃなくて、「SPY×FAMILY」が大好きな人がすごく楽しめる映画、だと思う。作品のファンであれば、家族のまったりシーンも長いとは感じないのだと思う。後半のアクションは楽しめた。
ふぅ、疲れた。思った以上に観ていたことに自分でもびっくりする。全部で19作。全部が満足した映画じゃないけれど、観ないと良いか悪いかわからないし、とはいえ時間もお金も有限なので難しい。情報をいろいろ見た上で吟味したいんだけれど、入れすぎると期待しすぎてがっかりすることが多いから、これも加減が難しい。